美容系のお仕事ってどんなことをするんだろう
お給料が高い美容系のお仕事ってなに?
未経験でも大丈夫な美容系のお仕事なんてあるのかなぁ……
美容のお仕事に興味をお持ちの方は、人それぞれ違った悩みをお持ちなのではないでしょうか。
一言で「美容系のお仕事」といっても、美容師や美容部員、エステティシャンなど種類はさまざま。
お仕事の種類によって、「お給料」や「必要な資格の有無」、「土日休みは可能か」などが異なります。
よって、それぞれのお仕事の特徴を知って、比べてみることが必要。
この記事では、合計250件以上の口コミ評価をもとに、美容系のお仕事の特徴を徹底解説!
高収入で安定したお仕事や、資格なしでも大丈夫なお仕事も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それぞれのお仕事に向いている人の特徴も知って、自分に合ったお仕事を見つけましょう!
- 美容系のお仕事とは「専門の知識や技術をもとに、人の顔や身体を美しくするためのお手伝い」をすること
- 美容系の仕事のメリットは働きながら自分自身を磨けること
- 美容系の仕事のデメリットは人と話すのが得意でないと厳しいこと
1. 美容系の仕事とは|向いている人の特徴を解説
美容系のお仕事とは、一言で言うと、「専門の知識や技術をもとに、人の顔や身体を美しくするためのお手伝い」をすること。
よって、ネイルやエステ、脱毛、サロンなどの全てが美容系のお仕事といえます。
美容に興味がある人にとってはまさに天職といえるのではないでしょうか。
以下では、美容系の仕事に向いている人の特徴を詳しくご紹介!
1-1. 美意識が高い
美容系のお仕事をしたい人には、当然、自分自身の美意識が高いことが求められます。
美容に関する知識を日頃からためておき、それをお仕事に活かすことができる人にピッタリ。
美容系の仕事につきたいと考えている人は、普段から美容の最新情報や新しい知識にアンテナを張っておきましょう!
1-2. 美容が好き
美容系のお仕事を考えている人にとって「美容が本当に好きだと思えるかどうか」は重要。
なぜなら、美容が好きだと思えなければ、お仕事が長続きしない可能性が高いから。
美容系のお仕事は、慣れるまで地道な作業をすることが多く、飽きてしまうことも。
あなたがやっていて楽しいと思えることを仕事にしましょう。
1-3. 身だしなみが整っている
美容系のお仕事は「人を美しくするお仕事」なので、自分自身の身だしなみが整っていることが求められます。
自身の外見を清潔にすることはもちろん、サロンや道具を綺麗にしておくなど、身の回りの環境にも気を使える人に向いています。
美容系のお仕事を考えている人は、日頃から自分の身だしなみや周囲の環境を清潔にしておきましょう!
1-4. トレンドに敏感
トレンドの移り変わりが激しい美容業界。
常に流行をキャッチし、お仕事に生かすことが求められます。
最新の情報や知識をお客様に提供することで、コミュニケーションも生まれ、信頼性もアップ!
1-5. おもてなしができる
お客様の悩みはそれぞれ異なります。
ひとりひとりのお客様のニーズを把握し、悩みを解決することが美容系のお仕事の一番の目的。
ただ決められたお仕事を行うだけではなく、「どうしたらお客様に喜んでもらえるのか」を考えて行動できる人に向いています。
2. あなたにぴったり!美容に関する仕事の探し方
2-1.どんな種類のお仕事があるのかを知る
一言で「美容系のお仕事」といっても、その種類はさまざま。
まずはどんな種類のお仕事があるのかを調べてみましょう。
いろいろと調べていく中で、あなたの知らなかった職業に出会えるかも!
この記事では、以下の職業を紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
2-2.それぞれのお仕事を比較する
お仕事の種類によって、「お給料」や「必要な資格の有無」「土日休みは可能か」などが異なります。
それぞれのお仕事の特徴を知って、比べてみることが大切。
比較していくうちに、少しずつ自分に合った職種がわかってくるはず!
2-3.興味のあるお仕事を深掘りする
自分に合いそうなお仕事が見つかったら、その職業の仕事内容や給与状況、資格の取り方などを調べます。
現実的に考えて、今後続けていけそうかどうかを吟味していきましょう!
3. 人気な美容関係の職業7種|一覧でチェック
職業 | 美容師 | 理容師 | ヘアメイクアーティスト/ メイクアップアーティスト | ネイリスト | アイリスト | エステティシャン | 美容部員 |
平均年収 | 298~389万円 | 298~389万円 | 210〜350万円 | 274~357万円 | 346~453万円 | 274~357万円 | 334~437万円 |
必要な資格 | 美容師免許 | 理容師免許 | なし | なし | 美容師免許 | なし | なし |
メリット | ・技術を身につけた後は、 ライフワークとして 仕事を続けていける ・オシャレ、モテる出会いが多い ・お客様の信頼関係を得やすい ・独立して自分のお店を 持つこともできる | ・技術を身につけた後は、 ライフワークとして仕事を 続けていける ・景気に左右されない ・競争相手が少ない | ・成功したときの満足感が大きい ・人と違った自分だけの仕事ができる ・フリーで働くことも可能 | ・クリエイティブな才能を発揮できる ・広いスペースが必要ない ・ローコストで独立できる ・資格が必要ない ・未経験でも挑戦しやすい | ・独立を目指すことも可能 ・技術を身につけた後は、 ライフワークとして仕事を 続けていける | ・最新機器やマッサージを お得に試せる ・美容知識を学べる ・一生モノのマッサージ技術 を身につけられる ・未経験でもトライしやすい ・職場の選択肢が多い ・独立を目指すことも可能 | ・最新のコスメを 手軽に試すことができる ・お給料をもらいながら、 メイクの最新技術や知識 を学ぶことができる |
デメリット | ・一人前になるまでに挫折しやすい ・アシスタント期間は給料が低い ・休日が少ない ・スタッフ間の人間関係で 悩む人も多い ・基本立ち仕事なので体力がいる ・ライバルが多い | ・収入があまりみこめない ・休日が少ない ・基本立ち仕事なので体力がいる | ・体力がないときつい ・成人式や結婚式など、 人生に一度のイベントとなるため、 プレッシャーが大きい ・時間が不規則なことも多い ・生活リズムが崩れやすい ・土日休みではない | ・常にライバルが大勢いる ・ヒアリング能力が必要 ・一日中座りっぱなしで仕事を 行うため、腰が痛くなる | ・一日中座りっぱなしで下を向いた まま仕事を行うため、腰が痛くなる ・怪我などのリスクがあるため 細心の注意が必要 | ・勤務時間が不規則 ・拘束時間が長い ・土日祝日休みや 長期休暇がとりにくい ・体力がないときつい ・ノルマがある場合もある | ・商品販売のノルマがある場合も ・一日中立ちっぱなしで 接客をすることが多い |
向いている人 | ・髪をセットするのが好き ・聞き上手 ・手先が器用 ・体力がある | ・聞き上手 ・手先が器用 ・丁寧に仕事ができる ・体力がある | ・コミュニケーション能力が高い ・元々メイクや ヘアアレンジをするのが好き ・お客様優先で日程を組める ・TPOやマナーを重視できる ・臨機応変な対応ができる | ・コミュニケーション能力が高い ・元々ネイルをするのが好き ・手先が器用 ・細かい作業が得意 ・集中力をキープできる ・色彩感覚や美的センスが優れている | ・手先が器用 ・細かい作業が得意 ・集中力をキープできる ・丁寧で素早い作業ができる ・慎重な人 | ・コミュニケーション能力が高い ・美容に強い興味がある ・人を癒すのが得意 ・体力がある | ・コミュニケーション能力が高い ・接客が好き ・美への興味関心が強い ・人に教えるのがうまい ・体力がある |
向いていない人 | ・接客が苦手 ・足腰に不安がある ・パーマ液などにアレルギーのある | ・接客が苦手 ・足腰に不安がある ・染料などにアレルギーがある ・丁寧な仕事が苦手 | ・初めての人と話すのが苦手 ・TPOやマナーに疎い ・マイペースで働きたい ・スケジュール通りに進めたい | ・コミュニケーションを取るのが苦手 ・細かい作業が苦手 ・長時間集中できない | ・細かい作業が苦手 ・単純作業に飽きやすい ・長時間集中できない ・視力に問題がある | ・接客が苦手 ・新しい美容技術に興味がない ・体力に自信がない | ・接客が苦手 ・新しい技術や情報を 学ぶのが好きではない ・トレンドに追いつけない |
美容関係のお仕事でメジャーなものは主にこの7種類です。
以下でそれぞれのお仕事内容や特徴を詳しくご紹介!
3-1. 美容師
美容系のお仕事といって真っ先に思い浮かぶのは「美容師」という方も多いのではないでしょうか。
美容師のお仕事は美容院に来店されたお客様の髪のお手入れをすること。
具体的には、シャンプーやヘアカット、パーマ、カラー、縮毛矯正などを行います。
なかには、ヘアメイクや着付け、ヘッドスパを行う美容室も。
美容師の技術を身につけた後は、ライフワークとして生涯仕事を続けることができ、独立して自分のお店を持つことも可能。
出会いが多く、お客様との関係性を深められることも美容師の大きなメリットです。
一方、デメリットは、アシスタント期間のお給料が低く、一人前になるまでに挫折しやすいこと。
スタッフ間の人間関係で悩む人も多く、中には仕事以外のところで無駄なストレスを抱えてしまう人もいます。
また、基本的に立ち仕事なので体力がない人には厳しいと感じてしまうかも。
体力があって、お客様と楽しくお話しできる人に向いていると言えます。
もちろん、ヘアセットが好きで、手先が器用な人にもピッタリ!
美容師になるには、美容師免許(国家資格)が必要です。
美容専門学校(または理容美容専門学校)を卒業後、美容師の国家試験に合格することで免許を取得できます。
- 高校卒業
- 美容専門学校入学・卒業
- 美容師国家試験に合格
3-2. 理容師
理容師のお仕事は美容師と似ていて、理容室に来店するお客様の容姿を整えるお仕事。
具体的には、シャンプーやカット、刈り上げ、カラー、パーマなどを行います。
頭皮ケアや育毛促進などのメニューがある理容室も多いのが特徴。
美容師との最大の違いは、カミソリを使って「顔そり」(シェーディング)を行うこと。
理容室というと、男性が使っているイメージですが、最近では女性の利用者も増えてきています!
このお仕事のメリットは、理容師としての技術を身につけた後、ライフワークとして仕事を続けていけること。
また、景気に左右されず、競争相手が少ないことも利点の一つです。
一方、休日が少ないことや、基本的に立ち仕事なので体力がいることがデメリット。
聞き上手で体力がある人に向いていると言えます。
もちろん、手先が器用の人や、丁寧に仕事できる人にもピッタリ!
理容師になるには、理容師免許(国家資格)が必要です。
理容専門学校(または理容美容専門学校)を卒業後、理容師の国家試験に合格することで、免許を取得できます。
- 高校卒業
- 理容専門学校入学・卒業
- 理容師国家試験に合格
3-3. ヘアメイクアーティスト/メイクアップアーティスト
ヘアメイクアーティスト(メイクアップアーティスト)は、イベントやテレビ・映画撮影などの現場で、モデルや芸能人などのヘアセットとメイクを行うお仕事。
本人のキャラクターに合ったヘアメイクをすることで、一人ひとりの個性を活かした魅力を引き出すことが求められます。
ヘアメイクアーティストのメリットは、仕事が大変な分、成功したときの満足感が大きいことや、人と違った自分だけの仕事ができること。
また、フリーランスで働くこともできるので、様々な現場で縛られない働き方ができます。
一方、時間が不規則なことも多く、生活リズムが崩れやすいことがこのお仕事の大きなデメリット。
土日休みではないため、休日に他業界の友達と遊ぶことができないことも欠点の一つ。
お客様優先で日程を組める人や、TPOやマナーを重視できる人、臨機応変な対応ができる人にピッタリ!
コミュニケーション能力が高く、元々メイクやヘアアレンジをするのが好きな人にも向いています。
ヘアメイクアーティストになるために必要な資格はありませんが、専門学校に通って知識やスキルを身につけるのが近道。
- 高校卒業
- 美容専門学校やヘアメイクが学べるスクールに入学・卒業
- (美容師国家試験に合格)
専門学校を卒業すれば、美容師国家試験に挑戦でき、美容師免許も取得可能です。
本格的にお仕事をしたいと考えているのなら、美容師免許の取得が必要。
また、民間資格のJMAメイクアップ技術検定試験やIBF国際メイクアップアーティスト認定試験などがあります。
取得しておくことで、あなたのスキルを証明することが可能。
一つだけでなく、様々な資格に挑戦してスキルアップを目指すことができるので、飽きることなくヘアメイクアーティストのお仕事を楽しめそう!
3-4. ネイリスト
ネイリストは、爪のお手入れをするネイルケアや、爪に装飾を施すネイルアートなどを行うお仕事。
具体的には、アート、ジェルネイル、カラーリング、スカルプチュアネイル、リペア(補修・オフ)といった作業を行います。
また、甘皮処理などのネイルケア、マッサージなどのハンドケアをすることも。
主に、ネイルサロンやネイルサロンが併設されている美容院、結婚式場などで活躍。
この仕事のメリットは、広いスペースが必要なく、ローコストで独立できること。
また、特に必要な資格がないため、未経験でも挑戦しやすいことも利点の一つです。
一方、一日中座りっぱなしで仕事を行うため、腰が痛くなったり、眼精疲労や肩こりに悩まされることも多いことが大きなデメリット。
また、常にライバルが大勢いるので、才能を認めてもらうにはかなりの努力と経験が必要。
細かい作業が得意で、長時間集中力をキープできる人にピッタリ!
ネイリストに必須の資格はなく、未経験・無資格OKで募集しているサロンも多数。
仕事をしながら学びたい人は、研修制度の充実したサロンを選びましょう。
3-5. アイリスト
アイリストは、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションなど、まつ毛に関する施術をするお仕事。
まつ毛シャンプーやトリートメント、カラーといったサービスを行うこともあります。
この仕事のメリットは、アイリストとしての技術を身につけた後、ライフワークとして仕事を続けていくことができること。
独立を目指すことも可能です。
一方、お客様の目の怪我などにつながるリスクがある仕事なので、細心の注意が必要なことが注意点。
また、一日中座りっぱなしで下を向いたまま仕事を行うため、腰が痛くなったり、眼精疲労や肩こりに悩まされることがあるのもデメリットの一つ。
長時間集中力を維持できて、細かい作業が得意、かつ慎重な人にピッタリ!
アイリストとして働くためには、美容師免許(国家資格)が必要です。
美容師免許は、美容専門学校(または理容美容専門学校)を卒業後、美容師の国家試験に合格することで取得可能。
また、美容師免許取得後は、専門技術と知識を身につけるためにアイリストの技能検定を受験するのが一般的。
- 高校卒業
- 美容専門学校(理容専門学校)に入学・卒業
- 美容師国家試験に合格
- アイリスト技能検定に合格
3-6. エステティシャン
エステティシャンは、ボディケアやフェイシャルケア、リフレクソロジー、脱毛といった施術をすることで、お客様の肌や身体の調子を整えるお仕事。
主に、エステティックサロンやリラクゼーションサロンで活躍。
エステティシャンのメリットは、お仕事をしつつ美容知識を学べ、一生モノのマッサージ技術を身につけられること。
必須の資格がないため、未経験でもトライしやすく、職場の選択肢が多いことも利点の一つです。
将来的に独立を目指すことも可能!
一方、勤務時間が不規則で拘束時間が長いことがエステティシャンの最大のデメリット。
土日祝日休みや長期休暇がとりにくいため、プライベートと仕事の両立が難しくなってしまう可能性も。
美容に強い興味があり、体力がある人に向いています。
コミュニケーションを取ることや、人を癒すことが得意な人にもピッタリ!
エステティシャンには必要な資格はありません。
よって、未経験・無資格OKのエステティックサロンに就職し、働きながら技術を学ぶ人も。
とはいえ、本格的にエステティシャンとして仕事を続けるなら、美容専門学校やエステティシャン養成スクールなどでスキルを学ぶのがおすすめ。
また、認定エステティシャンやAEA認定エステティシャンなどの民間資格を取得することで、自分のスキルを証明し、就職やキャリアアップに役立たせることができます。
- 高校卒業
- 美容専門学校(理容専門学校)/エステティシャン養成スクールに入学・卒業
- 認定エステティシャンやAEA認定エステティシャンなどの民間資格に合格
専門学校などに通いながら資格を取ることも可能です。
3-7. 美容部員(ビューティーアドバイザー)
美容部員(ビューティーアドバイザー)は、美容のアドバイスや化粧品の販売を行うお仕事。
お客様のメイクや肌などの悩みを聞き、それに応じて適切な化粧品を提案したり、実際にメイクをしたりします。
主に、百貨店や専門店、ドラッグストアなどで活躍。
美容部員のメリットは、最新のコスメを手軽に試すことができること。
また、お給料をもらいながら、メイクの最新技術や知識を学ぶことができることも大きな利点です。
一方、一日中立ちっぱなしで接客をすることが多いことがデメリット。
体力がある人に向いています。
また、コミュニケーション能力が高い人や、美への興味関心が強い人、人に教えるのがうまい人にもピッタリ!
美容部員には必要な資格はありません。
そのため、未経験・無資格から美容部員になる人も多数。
とはいえ、美容部員のお仕事を長く続けたいと考えている人は、専門学校やスクールに通うのがオススメ。
認定エステティシャンや日本化粧品検定、パーソナルカラリスト検定、メイクセラピー検定などの民間資格を取得するのも良いでしょう。
4. 高収入!安定してお給料がもらえる美容関係の職業
人気な美容系職業7選のうち、特に年収が高い職業TOP3は以下の通りです。
- アイリスト 平均年収 346~453万円
- 美容部員 平均年収 334~437万円
- 美容師/理容師 平均年収 298~389万円
最も年収が高いのはアイリスト。
収入の高さの理由は、業務委託のアイラッシュサロンが少ないため。
最近では、業務委託形式で働く美容師が増えています。
ある程度指名が入るようになった美容師にとっては業務委託の方が稼げるのですが、集客のために安くメニューを提供することもあり、その分客単価が下がってしまいます。
そうなると、業界全体の客単価が下がってしまい、美容師の収入は減少。
それに対し、アイリスト業界では、まだ業務委託のサロンは少ないので、ある程度の客単価が見込みやすいのがメリット。
また、美容師に比べ、デビューまでの期間が短いことも、年収が高い理由の一つです。
美容師の場合、2年前後アシスタントとして働く必要があります。
一方、アイリストの見習い期間は約2〜6ヶ月。
見習いの期間が短ければその分、プロとしての収入を早くゲット!
現在も技術開発が進んでいる分野なので、最新技術を取り入れることでさらに高い収入が見込めます。
とはいえ、全ての仕事に共通して言えることは、同じ職種でも所属するお店や会社、経験年数により収入が大きく異なること。
例えば、美容師の場合だと、キャリアによって以下のように年収が異なります。
美容師の推定年収
キャリア | 推定年収 |
---|---|
駆け出し美容師 | 200万円 |
ベテランクラス | 350万円 |
店長 | 350万円~450万円 |
人気店の店長 | 650万円~1000万円 |
美容室オーナー | 500万円~1500万円 |
あなたが希望する仕事の平均年収だけではなく、キャリアの差によってどのくらい年収が異なるのかも考慮しましょう。
そして、応募する前にしっかりとお店の給料詳細をチェックすることがオススメ!
5. 資格なし!未経験OKの美容に関する職業
人気な美容系職業7選のうち、資格が必須でないものは以下の通りです。
- 美容部員(ビューティーアドバイザー)
- ヘアメイクアーティスト/メイクアップアーティスト
- エステティシャン
- ネイリスト
このうち、未経験の方に最もオススメなのは美容部員。
ヘアメイクアーティストやエステティシャン、ネイリストには専門の技術が必要。
一方、美容部員に必要な技術はほとんどありません。
その代わり、メイクや美容全般に関する豊富な知識をもとに仕事を行います。
よって、未経験であっても、美容が大好きな人であれば、楽しくお仕事を始められるはず。
実際に、未経験・無資格から美容部員になる人も多数!
お仕事をしながら、美容に関する知識を深め、お客様とのコミュニケーションの取り方なども学びつつ、徐々にお仕事に慣れて行きましょう。
6. 土日休みを叶える!美容に関する職業
そんなあなたにおすすめなのが、美容系・化粧品会社のオフィスワーク。
「美容系の仕事でも、土日祝日休みがいい!」
会社に勤めることで、土日祝日休みがゲットできます。
美容系・化粧品会社のオフィスワークとは、主に新商品などを企画・開発し、店舗販売や通販で消費者に届けるお仕事。
例えば、化粧品メーカーの場合、以下のような部門があります。
- 企画部門:どのような製品を作るのか検討する
- 開発部門:原料を組み合わせ、生産化するためのテストを行う
- 生産部門:工場で品質管理を行いながら製品を製造する
- 営業、販売部門:販売ルートを決定し、自社製品を広く広める
美容系・化粧品会社の入社前に資格が求められるケースはほとんどありません。
業務上、必要な知識やスキルは、入社後の実務や社内研修などで学ぶことができるので、未経験でも安心。
また、大手企業であれば、高いお給料を安定して手に入れることができます。
大手企業の平均年収は以下のとおりです。
- コーセー 867万円
- 資生堂 716万円
- ノエビア 614万円
美容師や、エステティシャンなど、技術を必要とする一般的な美容系のお仕事と比べるとかなり年収が高いことがわかります。
未経験OK、安定した収入など、多くのメリットを持つ美容系・化粧品会社のオフィスワークも選択肢の一つにしてみては?
7. 美容系の仕事のメリット
- 社割で商品を購入できたり、サービスを受けたりできる
- 自分自身を磨ける
美容系のお仕事は、社割で商品を購入できたり、サービスを受けたりできるので、働きながら自分自身を磨けるのが大きなメリット。
「お仕事しつつ、女子力UPも叶えたい」「今よりもっと美しくなりたい」という方にはピッタリ!
8. 美容系の仕事のデメリット
- コミュニケーションを取ることに苦手意識がある人には難しい
- 体力のいる仕事が多い
デメリットは、人と話すのが得意でないと厳しい点。
美容系の職種は、お客さまを相手にするお仕事がほとんどです。
日頃からコミュニケーションを取ることに苦手意識がある人は続けていくのが大変に感じてしまうかも。
また、美容系の仕事は、立ち仕事や一日中動きっぱなしの仕事が多いため、体力が必要。
9. 体験談
9-1. ネガティブな体験談
遅刻してきたのに謝罪もなく、そのままネイルしてもらおうとするお客様が多かったのが、かなりストレスでした。
「次の予約もあるから施術出来ない」旨を伝えると逆ギレ。
まず電話で遅れる連絡をしてもらえば、近くの他の店舗の空き状況も確認出来るのだから、連絡するのが筋ですよね。
けど、サービス業は笑顔が第1。ストレスが溜まりすぎて辞めました。笑
私の務めていたネイルサロンは、とにかくスピード第一、みたいな感じだったので、協力して早く仕上げよう!という姿勢が…あればいいんですがね…。笑
それは店舗によるのかもしれませんが、私の務めていた店舗では、少し時間が詰まっていると「〇〇さん早く終わらせてください」みたいなこと言われてました。
なので職場内の雰囲気は上辺雰囲気よし、実際ピリピリでした。
※ディスカバイトより抜粋
専門学校を卒業後、ファッションスタイリストのアシスタントの仕事をしていたことがあります。その仕事内容はというと、撮影で使用する衣装をとにかく探し回ることです。ありませんでは済まない仕事なので必死です。そして撮影本番に挑みます。撮影中もスタイリストの指示で忙しく駆け回ります。ほとんど怒鳴られまくっている状況ですが、やっぱり自分が探した衣装をタレントさんが着てくれて撮影している姿には感動したものです。
イメージの通り、朝から夜中まで働き続ける仕事でした。探しているイメージのものが見つからないとこっぴどく怒られますが、自分も納得のいく衣装を見つけた時の喜びはひとしおです。やっぱりそういった衣装は、タレントさんやマネージャーさんにも褒めて頂けるものです。つらい中頑張って良かったなと心から思える瞬間でした。とにかく遊び半分では続かない仕事です。給料だってほとんどないようなものです。本当に洋服が、ファッションが、スタイリングが好きでなければ続かない仕事だと痛感しました。
※ディスカバイトより抜粋
9-2. ポジティブな体験談
最初は掃除やお客様のご予約確認、先輩スタイリストのヘルプでした。
先輩と仲良くなると一歩先の仕事を教えてくれます。
お客様に気に入っていただけると差し入れや、チップも頂けました。一生懸命仕事すると誰かが見ていてくれてとてもやりがいがあり勉強になります。
練習は朝練と夜営業が終わってから、先輩が少し教えてくれますが、出来るだけ自分で工夫して練習してみてから、先輩にコツを聞いた方が自分の為にもなるし先輩の技術をより早く吸収出来る様な気がします。
美容室で働き始めて、同期の仲間が自分のスキルアップになっていました。
同期とは仲も良く、遊びに行ったりとしていましたが同期が練習しているのを間近に見て自分も練習しよう!と思いました。その為、早く帰りたいと思っても負けたくないから、練習してから帰ったりとしていたので、友達が少なくなりました。笑
でも、結局は自分のスキルアップなので将来の夢に向かってる感じがあるので充実します
※ディスカバイトより抜粋
ブライダルの専門学校を卒業してブライダルのヘアメイクのお仕事に就きました。美容師免許はなかったがブライダルサロンで正社員として雇わせていただきました。最初の頃は新郎新婦さんの関係者の方のヘアメイクからさせていただきました。慣れてくると新郎新婦さんのお支度を一人で任せられます。新婦さんのヘアメイクはもちろん、アクセサリーやドレスを着せたり、新郎さんの着替えもお手伝いします。挙式のお支度から披露宴を終えて二次会へ行くまで新郎新婦さんに付き添います。
結婚式という一生に一度の幸せのお手伝いをさせていただくので毎回、緊張感はあります。だけど新郎新婦さん達とコミュニケーションをとって会話を楽しんだり、自分の大好きなヘアメイクを仕事にできてるという嬉しさはあります。普段からメイクをしない人に結婚式なので華やかなメイクをするとすごい喜んでもらえたり、ヘアメイクに悩んでる新婦さんにアドバイスをしたり、自分の技術を褒めてもらったり喜んでもらえるととてもやりがいを感じます。
※ディスカバイトより抜粋
10. まとめ|あなたにぴったりの美容系職業を選んで女子力UPも叶えよう!
本記事では、美容系のお仕事についてご紹介しました。
さまざまなお客様を美しくできるだけではなく、あなた自身もキラキラ輝けるのが美容系のお仕事の魅力。
美容系のお仕事はこの記事でご紹介したもの以外にもたくさんあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
いろんな種類の職業を知って、自分の選択肢を広げましょう!
この記事が、あなたが自分にぴったりの美容系職業に出会い、好きなことを仕事にできるきっかけになりますと幸いです。
11. 美容系の仕事に関するよくあるQ&A
- どうしたら自分にぴったりの仕事が見つけられるの?
-
まずは、美容系のお仕事についていろいろ調べてみましょう。
次に、年収や資格の情報などを比較し、興味のあるお仕事を絞っていきます。
そして、調べたものの中から気になったものをさらに深掘りしていきましょう。
- 美容系の仕事はきついの?
-
美容系の仕事は、立ち仕事や一日中動きっぱなしの仕事が多いため、体力が必要。
また、土日祝日休みが取れない職種も多いため、ワークライフバランスが安定しないこともあります。
- 未経験でも大丈夫な美容系の職業はあるの?
-
結論、あります。
資格なしでも始められるお仕事もあるので、未経験の方も自分に合ったお仕事を探してみてくださいね。
- 美容系の職業で土日休みはできるの?
-
できます。
美容系のお仕事というと、土日祝日休みが取りづらいイメージですが、中にはしっかりお休みがもらえるお仕事もあります。
- 美容系の仕事は年収が低いって本当?
-
美容系の仕事は比較的年収が低い業界であるといえます。
しかし、働くお店や会社、キャリアの差によって大きく異なります。
中には年収が高いお仕事もあるので、お店や会社の給料詳細も調べてから応募するのがオススメです。