「自分はIT業界に向いていないのでは」「IT業界を辞めたい」と悩んでいる方必見!
IT業界に向いていない人の特徴や経験を生かせるおすすめの転職先について解説します。
おすすめの転職エージェントも紹介するので、IT業界を辞めたいと悩んでいる方は参考にしてください。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
1.IT業界はブラック?会社を辞めたいと思う主な理由は?
IT業界は、成長性の高い業界であり、今後も伸び続けていくと言われています。
一方、伸びている分働く側は仕事量が多い傾向にあり、激務で厳しい業界なのではないかというイメージを持つ方も多い様子。
「IT業界を辞めたい」と考える人は、主にどのような理由で辞めたいのか、IT業界の実態と共に解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1. 仕事が忙しい・残業が多い
毎日の仕事が忙しく、更に残業が多いとなれば身体的・精神的に疲れてしまいますよね。
平日は余裕がなく、前日の疲れを残して翌日も出勤、休日は疲労で寝過ぎてしまう…という悪循環に陥っている方も多いのではないでしょうか?
中でもIT業界は納期がタイト。
技術やトレンドが目まぐるしく変化しているため、社員の負担が多くなってしまう傾向にあります。
長期的に業務量や拘束時間の長い会社で働いていれば、辞めたいと思う方が自然です。
1-2. 自分のスキルレベルが変化する業界に追いつかない
前述の通り、IT業界は技術やトレンドの変化が激しい業界。
そのため、業務時間外のプライベートでも情報のキャッチアップや技術の習得を求められる場合もあります。
人にはそれぞれ向き・不向きがあります。
「変化のスピードや業務の難しさに付いていけない」「仕事や環境の変化が苦手」という方にとっては、IT業界で働くのは厳しいと感じてしまうかもしれません。
1-3. 給料が安い
拘束時間や業務量の多さに対して支払われる給与が低い、という待遇ならば「割に合わない、辞めたい」と感じる方が多いでしょう。
所謂「ブラック企業」と言われる、フレックスタイム制やみなし残業代制、裁量労働制などの制度を悪用して社員を「安く・長時間」働かせている企業も少なくありません。
また、2021年の調査によるとIT業界で働く20代の平均年収は361万円。
これは金融やメーカー、建設業に従事する20代と比較して低い金額となっています。
参考:クエストリーガルラボ「【弁護士が解説】IT系は残業が長い!業界の勤務実態と正しいルール」
doda「96業種別の平均年収/生涯賃金(2020年9月~2021年8月度)」
2.IT業界を辞めたい人は要確認|IT業界に向いていない人の特徴
IT業界は変化が激しく、スピード感や環境の変化に適応する力が求められます。
業界の特徴に合っていない人は、仕事が辛いと感じてしまうでしょう。
ここでは、IT業界に向いていない人の特徴について解説します。
「IT業界に自分は向いているのかな…」と悩んでいる方はチェックしてください。
それぞれ見ていきましょう。
2-1. スピード感を大切に仕事ができない
日々生活をしていても感じられることですが、ここ数年の技術進歩には目を見張るものがあります。
変化のスピードについていけなくなった技術者は淘汰されていくでしょう。
IT業界で働く以上、常に最新の技術を学び、仕事に取り込んでいくという姿勢は必須になってきます。
技術そのものに興味がないことには学習意欲も湧かず、取り残されてしまいます。
そのスピード感に楽しんでついていけない方は、IT業界には向いていないかもしれません。
2-2. マルチタスクが苦手
IT業界は専門性が高く、一見すると一つの仕事に集中していればいいと思われるかもしれません。
しかし、実際はマルチタスクをこなすことが要求されます。
企業によって異なるものの、多くのSEは設計書を書きながらメンバーの進捗状況を管理し、社内調整も行うなど様々な業務があります。
プロジェクトをいくつか並行して担当していればなおさら。
優先順位を付けられず、効率よく作業が進めることが苦手な方は難しいでしょう。
2-3. 新しい情報のキャッチアップに興味がない
IT業界の変化のスピードについていくには、トレンドや最新の情報に敏感であることも必要。
興味がないと、仕事に関する情報をアンテナを張ってキャッチアップするのは、苦痛に感じられるでしょう。
トレンドに疎い人、情報を集めるのが苦手な人はたくさんいますが、仕事に直結してしまう職種としては必要不可欠な要素です。
2-4. 仕事に対する姿勢が受動的
IT系の仕事は専門性が高いため、勝手に仕事が振られて淡々とこなせばいい、というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし実際は、自分の分野外の人たちと話し合って擦り合わせしたり調整したりと、密なコミュニケーションが求められる仕事でもあります。
そういった場面では、自分から働きかけないことには仕事が進みません。
淡々と自分の仕事だけをこなしていたいという考えの方は、IT業界に向いていないと言えます。
3.IT業界を辞めたいなら|経験を生かせるおすすめの仕事
「ITを辞めたい」を考えている方は、業界・職種ごと変える転職を検討する場合も多いでしょう。
全く未経験の業界に飛び込むにしても、これまでの経験を生かせる仕事を選んだ方が、採用してもらえる可能性が高まります。
ここからは、IT業界を辞めたい人向けに、経験を生かせるおすすめの仕事を紹介します。
それぞれ解説していきます。
3-1. ITコンサルタント職
企業は総じて、IT知識のある方を求める傾向が強く、「IT・通信」からコンサル職への転職者数はここ8年間で5.6倍。
これは異職種転職全体の3倍を大幅に上回ります。
コロナ禍により人々の生活にオンラインが浸透したことで、新サービスの需要が高まり、ITの専門的知識が求められています。新たな職種ながらも、専門知識や経験を活かした活躍が可能ですよ。
3-2. 他業界の社内SE
Webサービスの競争激化やオンラインサービス増加、DX・SaaSモデルへの転換の加速に伴い、IT知識のある方のニーズが高まっています。
IT業界でエンジニア系職種としてご活躍されていた方には、社内SEとしての転職がおすすめ。
社内SEの経験を積むことができれば、その後はシステムの企画提案や構築業務にもチャレンジすることも可能なため、今後のキャリア選択肢が広がるでしょう。
3-3. 営業職
全くの異業種への転職を検討されている方には、営業職がおすすめ。
営業未経験でも積極的に採用するケースが多々あり、IT企業をクライアントとする会社ならば、エンジニア経験・専門知識を役立てられます。
人事やマーケティングなど、今後事務職でのキャリアアップを目指す場合には、ある程度の営業経験が求められることがあるため、将来を見据えて営業職を選択する方も多いようです。
参考:リクルートエージェント「転職市場の展望【2021年版】」
リクルートエージェント「転職市場の展望【2020年版】」
4.IT業界を辞めたいなら|転職におすすめの転職サイト・エージェント
続いて、IT業界を辞めたい人におすすめの転職エージェントを紹介します。
転職エージェントは、あなたの経歴・希望条件をヒアリングした上で、ぴったりの求人を紹介してくれます。
また、サポートも充実しているので、ぜひ気になったサービスに登録してみてください。
それぞれ紹介していきます。
4-1. リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)
リクルートエージェントは、圧倒的に幅広い業種・職種をカバーする業界最大手の転職エージェント。
異業種への転職も視野に入れているなら、リクルートエージェントを利用することで選択肢の幅がかなり広がります。
IT業界にも強みを持ち、経験豊富なアドバイザーがあなたの転職を手厚くサポートしてくれます。
全国に16拠点あり地方の求人も豊富なため、地方在住、もしくはU・Iターンを考えている方も利用しやすい転職エージェントです。
4-2. マイナビエージェント(マイナビAGENT)
マイナビエージェントは、20代や第二新卒といった若手層の転職支援に強い転職エージェントです。
人材大手のマイナビが運営しており、未経験向けや人柄重視の求人なども幅広く扱っています。
内定まで徹底したサポート力も魅力で、初めての転職の人にもおすすめ。
他の転職エージェントと比べて中小企業の求人も豊富なため、今まで出会えなかった穴場的な優良企業に出会える可能性もあります。
4-3. Geekly(ギークリー)
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
IT業界の転職に精通しており、「IT業界での経験を活かして転職したい」といった希望にも沿ってくれます。
IT業界に特化している分、企業と転職希望者のマッチング精度が非常に高いのが魅力。
IT業界の中で幅広い職種を揃え、技術職だけではなく営業からマーケターなど、未経験の職種でも手厚くサポートしてくれます。
まとめ|IT業界に向いてない・辞めたいと思ったら転職エージェントに相談
この記事では、IT業界に向いていない人の特徴・おすすめ転職先を紹介しました。
合わないな…キツイな…と思いながら働き続けることは心身ともに不健康になってしまいますし、今後のキャリア選択肢も狭まってしまいます。
この記事を読んで少しでも当てはまると感じた方・今後のキャリアについてお悩みをお持ちの方は、是非一度転職エージェントへ相談してみてください。