幹部（ESTJ）に向いている職業8選【適職】

幹部（ESTJ）と診断されたけれど、向いている職業は何？
幹部（ESTJ）タイプの特性を活かして働きたい
自分の強みをアピールして就職・転職で成功したい

性格診断で幹部（ESTJ）と診断されたあなたは、上記のように考えているのではないだろうか。

結論、幹部タイプは計画性を重視し責任ある職業が向いている。

たとえば次の職業だ。

とはいえ世の中にある職業は多種多様のため、具体的に向いている理由などを知りたい人も多いだろう。

そこで本記事では、幹部タイプに向き不向きの職業や、強みと弱みについて解説する。

また幹部タイプと診断されたX（旧Twitter）ユーザーの声を調査し、掲載しているため、リアルな声を参考にしてもらいたい。

そもそもmbti診断結果一覧や概要について知りたい方は、以下の記事をチェックしょう。

＞＞　mbti 診断 一覧を確認する

1. 幹部(ESTJ)は伝統と秩序を重んじるリーダータイプ

16Personalitiesによると、幹部タイプの日本人は全体の3.38％。

伝統と秩序を重視する性格で、正義感もあり、仲間との連帯感も強い。

より詳しい幹部タイプの特徴は、以下のとおりだ。

キャリア面においては、幹部タイプは人をまとめる力と人望があり、リーダーに向いている。

一方で自分と同レベルの行動や思考を相手にも求める傾向があるため、「怖い」「厳しい」という印象を与えるケースもある。

人と自分は違うことを自覚してコミュニケーションを取れると、より良い人間関係を築けるだろう。

2. 幹部(ESTJ)に向いている職業8選

幹部タイプに向いている具体的な職業は、以下の8つだ。

幹部タイプは、計画性を求められる仕事や、ルールと秩序を守る仕事に向いている。

マネジメント能力が高い傾向にあるため、事実やデータなどの根拠に基づいた計画を立てられる点も強みだ。

また冷静な思考と客観的な判断ができ、有能なリーダーとして周囲からの人望を集められる。

2-1. 営業

営業は会社の利益やノルマ達成のために計画を立てる必要があるため、計画性を重視する幹部タイプに向いている。

営業は自社の商品やサービスについて理解し、顧客に提案したり販売したりする仕事だ。

会社の業績に直接関わるため、実績を上げられる営業マンは重宝される。

論理的かつ客観的な判断ができる幹部タイプは、営業面において会社に貢献できる人材といえるだろう。

2-2. 経理

経理は、規則に従い忠実な仕事を求められる仕事だ。

たとえば会社全体のお金の流れを把握し、資金計画を立てて管理していく。

幹部タイプは秩序を好み、細かいルールが決められている仕事での把握力が高い傾向がある。

したがって業務の合理化や、効率化に関する対策を早く見つけられるだろう。

2-3. 医師

幹部タイプは粘り強い性格のため、根気よく病気を特定し、患者に対して治療薬の提案が必要な医師に向いている。

また困難に直面しても動じない強さも持ち合わせている点も強みだ。

たとえば内科医なら、薬物治療や食事指導を患者の疾患・状況に合わせて客観的に判断し、提案していく必要がある。

外科医であれば手術で患者にメスを入れるため、プレッシャーに強くやるべきことを冷静に判断しなければならない。

幹部タイプは外向的でコミュニケーション能力もあるため、限られた時間の中で患者との会話を広げられるだろう。

2-4. 薬剤師

病気や症状に合わせて正しく薬を処方する薬剤師は、幹部タイプに向いている職業だ。

薬剤師は、専門性が高く人の健康に関わる責任ある仕事の1つで、処方説明する際はルールに従って行う必要がある。

幹部タイプは冷静で論理的な話し方ができるため、患者が納得しやすい説明ができるだろう。

薬によって効果や副作用が異なるため、細かい内容を把握する能力が発揮できる。

2-5. 警察官

警察官は法律と秩序を守る仕事のため、ルールに忠実な幹部タイプに適している。

幹部タイプはルールを守れない人を理解できず、許せない人が多い。

そのため法律を破ったりルールを守らなかったりする人に対して、容赦なく厳しく接する。

また幹部タイプが得意とする「〇〇な理由から取り締まる必要がある」などの論理的な説明で、相手を納得させやすい。

正義感と責任感が強い幹部タイプなら、市民の安全を守る良い警察官になれるだろう。

2-6. 裁判官

裁判官も法律と秩序を守る仕事のため、幹部タイプに向いている職業だ。

裁判官になるためには司法試験に合格したり、法曹界での経験が必要だったりする。

努力しないと就けない仕事のため、真面目な幹部タイプにとっては魅力を感じやすい。

幹部タイプは「作られたルールには必ず理由や背景が存在する」と強く考え、平等な判決を下す傾向にある。

また幹部タイプは仕事と感情を切り離せるため、被告人に対して感情移入しにくい。

そのため冷静な判断を求められる裁判官に適しているといえる。

2-7. 公務員

伝統や秩序を大切にする幹部タイプは、国や地方自治体の規則に従う公務員が適職だ。

公務員は安定した仕事の代表のため、長期的な安定性を求める傾向にある幹部タイプにはぴったり。

配属先の部署によっては福祉や土木建築などの専門知識が必要だが、幹部タイプは専門分野の理解や活用も得意なため、問題ないだろう。

また幹部タイプは、上下関係がはっきりしている職場が向いている傾向にある。

社会貢献ができ、年功序列の組織で真面目に働ける環境は魅力的だ。

2-8. 管理職

リーダーシップと責任感がある幹部タイプは、組織やチームを束ねる管理職に向いている。

目標達成のために計画を立案し、業務を効率化させるアイデアを考えるのが得意だ。

またコミュニケーション能力が高く、チームメンバーへ平等に仕事を割り振ることもできる。

幹部タイプは、成果を上げてチームを成功に導ける良きリーダーとなるだろう。

なお上記で紹介している職業のほかに向いている職業は、以下のとおりだ。

いずれも秩序を守り、計画性とリーダーシップを発揮できる仕事だ。

3. 幹部(ESTJ)に向かない職業3選

幹部タイプに向かない職業は、以下の3つ。

構造的思考で現実的に計画を立案し、問題解決などの仕組みづくりを好む幹部タイプだが、環境によっては能力を発揮できない職業もある。

また型が決まっておらず予測不能な状況が起きやすい職業は、ストレスになるため苦手だ。

3-1. 事務

コミュニケーション能力が高く人と関わりたい幹部タイプにとって、人との関わりが少ない事務は向いていない。

事務は業務内容がある程度決まっておりルーチンワークで会社を支えるが、幹部タイプは挑戦したい傾向があるため、もっと責任のある仕事に興味を向けるからだ。

またデータ入力などの単純作業は、物足りなさを感じるだろう。

3-2. 保育士

秩序を重んじる幹部タイプにとって、保育士は向かない職業だ。

幹部タイプは予測不能な状況や、忍耐力と柔軟性を求められるのが苦手。

子どもたちの行動は予測不能、かつ社会的背景などに合わせて柔軟な対応が求められる。

白黒をハッキリさせたい幹部タイプにとって、正解がない保育士はストレスになりやすい。

3-3. クリエイティブ職

クリエイティブ職は斬新なアイデアや自由な発想を求められるため、ルールに沿った仕事をしたい幹部タイプに不向きだ。

具体的なクリエイティブ職は、以下のとおり。

規律やルールに沿った行動を好む幹部タイプにとって、型が決まっていないクリエイティブ職は不得意だ。

また組織に所属しチームで仕事をしたいため、1人で黙々と作業するのは苦手な傾向にある。

幹部タイプは、正解が分かりにくい業務に不安を感じてしまうだろう。

4. 幹部(ESTJ)の強み3選

幹部タイプの強みは、以下の3つだ。

ルールを守り、真面目で勤勉なため、組織の中で模範的な存在となれる。

適している仕事に加えて強みも知っておくと、職業選びの判断材料になるため、就職・転職活動の際に自己アピールをしやすい。

4-1. 責任感がある

幹部タイプは責任感があり、模範的な行動ができる。

任された仕事を納期までにきちんと仕上げられ、評価されやすい。

規則やルールに忠実な業務を遂行し、周囲からの信頼も得やすいだろう。

仕事だけでなく家庭やコミュニティでも自分にできることを積極的にするため、頼りになる存在だ。

4-2. 計画的である

幹部タイプは現実的な考えができ、目標達成に向けて計画を立てるのが得意だ。

ゴールから逆算してスケジュールを組めるため、納期を守った行動ができる。

また必要なものを選択し、周囲にとっても実行しやすい効率的な計画立案も可能である。

任された仕事を計画的に完了させる能力は、周囲から評価を得られるだろう。

4-3. リーダーシップがある

リーダーシップがある幹部タイプは、人をまとめる力がある。

成果や業績を重視して模範的な仕事をするため、会社やチームから信頼されやすい。

人に対するアドバイスも明確で指導者としても向いており、管理職を任されることも多いタイプだ。

物事を冷静に判断し、チームを導ける良いリーダーになれるだろう。

5. 幹部(ESTJ)の弱み3選

幹部タイプの弱みは、以下の3つ。

幹部タイプは効率的に仕事を進めたいあまり、性格がきついイメージを与えやすい。

そのため不要なトラブルを招かないよう注意が必要だ。

強みだけでなく弱みも知っておくと苦手な業務を避けられるため、適した環境を選びやすく、就職・転職活動で失敗しにくくなるだろう。

5-1. 頑固

幹部タイプは秩序や規律を重んじるあまり、融通が利かず頑固だと捉えられてしまう場合がある。

自分が納得できないことを受け入れられないのは、幹部タイプの特徴だ。

始めに決めたやり方にこだわり過ぎて、柔軟性に欠ける部分もある。

ときには周囲の意見に耳を傾けると、新たなアイデアが浮かび視野を広げるヒントになるため、自分のためになるだろう。

5-2. 批判的

現実的で物事を客観視する幹部タイプは、批判的になりやすい。

チームで切磋琢磨したいと考えることから、自分と同じレベルを相手にも求める傾向がある。

しかし批判的な言動を取ると、必要以上に他人を萎縮させてしまう可能性がある。

相手を傷付けてしまうと結果的にチームワークが乱れるため、言葉選びには気をつけなければならない。

頭ごなしに否定するのではなく、一旦相手の話を聞き「あなたはそう考えているんですね」などと伝えて意見を受け止めよう。

5-3. 自己中心的

幹部タイプは、自分の価値観や経験が正しいと考える傾向があるため、自己中心的と思われている可能性がある。

また現実的な思考を持っており、物事を広く捉えるのも苦手だ。

自分にも価値観や信念があるように、人それぞれ考え方は異なる。

相手に自分の考えを押し付けすぎないようにすると、コミュニケーションが取りやすいだろう。

6. 幹部(ESTJ)と診断されたXユーザーの口コミを100件調査

「幹部タイプと診断されたが本当に合っているの？」と疑問に思う人もいるだろう。

そこで実際にX（旧Twitter）で、幹部タイプに関するポストを100件調べた。

リアルな声を紹介するので、共通点などがないか確かめよう。

【診断はやっておくのがおすすめ】

1人目のXユーザーは幹部タイプで、適職に就いているようだ。

2人目も、仕事や特徴が自分に当てはまっていると投稿している。

韓国では、MBTI診断を企業の採用で活用しているケースもある。

現在日本では就職・転職面接時にMBTI診断を使用する企業は少ないが、就職サイトなどで紹介するところは増えているようだ。

MBTI診断は、自分に合った環境を選ぶ際の参考になるだろう。

【向いていない職業に納得】

上記の口コミはどちらも、向いていない職業に納得している。

行動が予測できない子どもとの関わりが苦手な幹部タイプにとって、保育士は尊敬できる存在だ。

仕事をするなら、規律やルールがきちんと機能している経理や裁判官、公務員が向いているだろう。

【診断内容が当たっていない】

上記の口コミは診断結果が当たっていないと述べているが、あくまでも診断のため、全ての特徴が当てはまるとは限らない。

診断のタイミングでタイプが変わる場合もあるため、参考程度にしておくとよい。

まとめ｜幹部(ESTJ)は計画性を重視し責任ある職業に向いている

幹部タイプは、計画性を求められる仕事やルールと秩序を守る仕事が向いている。

一方で型が決まっておらず、予測不能な状況が起きやすい職業は、ストレスとなるため不向きだ。

人には人の考えがあると自覚した上で、持ち前の計画性と責任感を持って行動すれば、リーダーシップを発揮できる才能の持ち主である。

職業の向き不向きを把握して、自分の特性を活かせる環境を選ぼう。

幹部(ESTJ)についてのQ&A

幹部（ESTJ）と相性の良いタイプは？

提唱者（INFJ）との相性が最も良いと言われている。

相手の価値観や協調性を大切にする提唱者タイプなら、幹部タイプの考えを理解してくれるだろう。

提唱者（INFJ）について知りたい方は下記を参考にしてほしい。

MBTI診断一覧16タイプの性格・相性…

提唱者（INFJ）に向いている職業6選【適職】 | MBTI診断一覧16タイプの性格・相性！割合も算出【高精度で当… 提唱者（INFJ）に向いている職業を知って、就職や転職を成功させたいと考えていないだろうか。また、今の仕事が合っているか気になる人もいるだろう。本記事では、提唱者に…

幹部（ESTJ）は、性格が悪いと言われるのはどうして？

幹部タイプは目標達成や成功のために倫理観・道徳心などの感情を切り離してしまうからだ。

悪気はないが、合理的な判断をするため、性格が悪いと思われてしまう場面もある。