ベンチャー・スタートアップに特化した転職エージェント13選【失敗しない】

スタートアップ 転職エージェント

スタートアップの転職エージェントについて知りたい
スタートアップに転職して成功できるのかな?
転職したいけれど、失敗したくないな……

今のあなたは現在の仕事に満足しておらず、成長できそうなスタートアップ企業に転職してみたい、適切な転職エージェントを見つけたいと考えているのではないだろうか。

結論、すぐに相談してみたいという方は「ビズリーチ」を利用するのがおすすめだ。

ビズリーチは実績豊富で、企業からの信頼も厚いサービスだ。

本記事では、スタートアップにある間違った固定観念メリットデメリット転職エージェントを最大限活用するポイントなどについて解説する。

なお本記事で紹介している、スタートアップに特化した転職エージェントは以下のとおり。

本記事を読めばスタートアップの正しい知識を得たうえで、自信をもって就職活動に臨めるだろう。

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この記事の要約・まとめ

Qおすすめの転職エージェントがすぐに知りたい。

A本記事のおすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の転職エージェント13選を見てほしい。

各社の特徴や求人数などを、紹介している。

Qそもそも転職エージェントとは何?

A転職エージェントとは、プロのサポートを受けながら効率的に転職活動できるサービス。

転職サイトの場合、自分で求人検索や応募先との交渉をしなければならない。

転職エージェントを利用すれば、プロがあなたに合った求人を紹介してくれたり、書類添削・面接対策・交渉までサポートしてくれる。

エージェントを最大限利用するための4つのポイントを参考に、転職を成功させたいなら利用すべきだ。

Q転職エージェントは1社に絞った方が良い?

A転職エージェントは2〜3社、複数利用がおすすめ。

なぜなら転職エージェントによって掲載している求人が異なる場合もあり、複数登録すれば選択肢が広がるからである。

また各社の担当エージェントからサポートを受けられる分、自分の書類内容や面接対応の質も向上しやすくなる。

迷った際は、実績豊富で企業からの信頼も厚い「ビズリーチ」と、2023年オリコン顧客満足度No.1の「マイナビエージェント」に登録しておくと良いだろう。

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おすすめな人おすすめの転職エージェント
実績豊富で信頼できるエージェントへすぐに転職相談したいビズリーチ
20代・未経験で転職の不安があるマイナビエージェント
スタートアップにおすすめの転職エージェント2選

エン・ジャパン株式会社が運営するAMBIの調査によると、34歳以下の約7割が「スタートアップへ転職したい」と回答。理由トップは「今後のキャリアアップのために多様な経験を積みたいから」だった。スタートアップ企業への転職を希望する人は多いと言える。

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おすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の転職エージェント13選

今回取り上げる転職エージェントは、以下のとおりだ。

サービス名特徴
ビズリーチ実績多く、ハイクラス求人も多数保有
dodaエージェントの知見が豊富
リクルートエージェント業界最大級の求人保有数
マイナビエージェント2023年オリコン顧客満足度No.1
キープレイヤーズスタートアップに特化
Goodfind Career首都圏に特化、非公開求人も充実
プロコミットスタートアップかつハイクラス求人を保有
GreenIT・Web業界に特化
クライス&カンパニーIT業界のハイクラス転職に特化
LHH転職エージェント職種別の専門エージェントが担当
LIBZ女性のスタートアップに特化
マイケル・ペイジ外資系のスタートアップに特化
ロバート・ウォルターズ英語力を生かした転職に特化

なお本記事に掲載している求人数は、2023年12月時点のものである。

それぞれの特徴を解説していこう。

ハイクラスなら「ビズリーチ」

ビズリーチ 転職エージェント
引用:ビズリーチ
特徴ハイクラス求人があり、企業からダイレクトスカウトを受けられる
スタートアップ求人数9,996件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社ビズリーチ

ビズリーチは、年収1,000万円以上のハイクラス求人が全体の3分の1以上ある転職エージェント。

他には出回っていない管理職や経営に近いポジションの求人が数多くあり、優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届く可能性がある。

無料プランは優良企業と一流ヘッドハンターからのスカウトのみ返信ができ、一部の求人だけ応募ができる。

なお5,478円の有料プランに入れば、ビズリーチの求人全てを検索・応募でき、全スカウトに返信可能だ。

ハイクラス求人だけをチェックしたい方や、自分の市場価値を理解したい方におすすめ。

大手転職エージェントの中ではスタートアップ求人数が最も豊富で、希望の求人が見つかるだろう。

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専門性重視なら「doda」

doda 転職エージェント
引用:doda
特徴業界・職種への知見が豊富
スタートアップ求人数5,605件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社パーソルキャリア

dodaはキャリアアドバイザーや採用プロジェクト担当は転職市場や業界、職種の知見が豊富。

転職のサポートはキャリアアドバイザーが、求人応募は採用プロジェクト担当におまかせしている。

キャリアアドバイザーは業種別、エリア別に担当が分かれているので専門性も高い。

求人の質の高さに定評があり、自分に合った求人を紹介してもらいたい方におすすめだ。

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案件数なら「リクルートエージェント」

特徴業界最大級の求人保有数で、全国・全職種に対応可能
スタートアップ求人数5,481件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社リクルート

リクルートエージェントは、全体の公開求人数・非公開求人数ともに転職エージェントで最多を誇る。

株式会社リクルートが運営する大手転職エージェントのため、企業・求職者からの信頼も厚い。

どの業界でも多くの求人を紹介してもらえるため、豊富な求人情報の中からあなたに最適な転職先を一緒に探せるメリットがある。

「どこに登録したら良いか分からない」という方は、スタートアップ求人も多いため、最初に登録しておいて損しない転職エージェントの1つだ。

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20代・未経験向きの「マイナビエージェント」

特徴2023年オリコン顧客満足度No.1で20代・未経験向き
スタートアップ求人数795件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社マイナビ

マイナビエージェントは、20代やはじめての転職を考えている方におすすめ。

2023年オリコン顧客満足度の転職エージェント部門でNo.1を獲得しており、大勢に支持されている。

自分のスキルや経験がスタートアップで通用するかどうか相談すると、考えや方向性がまとまり、キャリア形成に役立つだろう。

2023年12月時点で、スタートアップと検索した際の求人数は、非公開を含めると1,100件以上。

サポート力の高いマイナビエージェントで相談してみると、選択肢が広がるはずだ。

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スタートアップ特化なら「キープレイヤーズ」

特徴スタートアップ・ベンチャー企業に特化、紹介実績も多数
スタートアップ求人数非公開
対応エリア全国
運営会社株式会社キープレイヤーズ

キープレイヤーズは、スタートアップ・ベンチャー企業の求人に特化した転職エージェント。

保有している求人の多くが設立10年以内の企業であり、今後の成長が期待できる。

AIを活用したテクノロジー産業や、ECサイトを利用した食品産業の求人など、最先端の技術を駆使した企業が多い傾向にある。

IT業界の実勤務経験がある方や、最先端のテクノロジーに関心がある方は、利用してみてはいかがだろうか。

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首都圏中心なら「Goodfind Career」

Goodfind Career スタートアップ
引用:Goodfind Career
特徴首都圏に特化、非公開求人も充実
スタートアップ求人数非公開
対応エリア主に首都圏
運営会社スローガン株式会社

Goodfind Careerは、少数精鋭のスタートアップ企業に絞った求人紹介を行っている。

企業理念や経営陣のスタンスによっては、求人の掲載を断るケースもある。

企業に直接ヒアリングを行い、自信をもって紹介できる求人だけを扱っているため、優良な転職先が見つかるだろう。

また転職を前提としないキャリア相談にも、快く応じてもらえる。

長期的なキャリアプランを一緒に考えてもらえるため、現状の働き方に疑問がある方は相談するのもおすすめだ。

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スタートアップのハイクラスなら「プロコミット」

特徴スタートアップ・ベンチャー企業のハイクラス転職が可能
スタートアップ求人数331件中CXO:約200件 企画職やPdM・PMMも保有あり
対応エリア全国
運営会社株式会社プロコミット

プロコミットは、スタートアップのハイクラス転職に特化したサービス。

公開求人331件のうち、年収1000万を超えるものや年収1,500万の求人もあり、CXOポジション(業務執行の責任者)がもっとも多い。

経営戦略に直結する業務や、上流ポジションを希望する方にとってピッタリな転職サービスだ。

また待遇面や労働環境の交渉も代行してくれる。

手厚いサービスが受けられるため、スタートアップへの転職が初めての20代〜30代は、利用してみるとよいだろう。

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IT・Web業界なら「Green」

Green IT WEB スタートアップ
引用:Green
特徴IT・Web業界のスタートアップ・ベンチャー企業に特化
スタートアップ求人数23,430件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社アトラエ

Greenは、IT・Web業界のスタートアップ企業に転職したい方におすすめ。

IT業界だけで2万件以上保有する転職サービスは珍しく、常に最新の求人が網羅されている。

求人にはオフィスやスタッフの写真が多く掲載されているため、社風や服装なども事前にチェック可能。

またGreenは、未経験でも応募できる求人が多いのも特徴だ。

通常は実績やスキルがないとIT・Web業界への転職は厳しいが、Greenはポテンシャル採用の求人がある。

20代でIT・Web業界で経験を積みたい方は利用してみよう。

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IT業界のハイクラスなら「クライス&カンパニー」

特徴IT業界のハイクラス転職に特化
スタートアップ求人数692件
対応エリア全国・海外
運営会社株式会社クライス&カンパニー

クライス&カンパニーは、IT業界を中心としたハイクラス転職をねらう方におすすめ。

転職実績の47%がIT業界で、ほぼ半数を占めている。

その他の業種への転職事例は、以下のとおりだ。

  • サービス業
  • 流通・消費業界
  • コンサルティング業界

クライス&カンパニーの掲載求人は、30代を中心としたマネージャー以上のポジションで、年収も800万を超えるものが多数。

面接でのフォローや相談にも丁寧に応じてもらえるので、手厚いサービスが期待できる。

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エージェントの専門性重視なら「LHH転職エージェント」

特徴職種別の専門エージェントが担当
スタートアップ求人数592件
対応エリア全国・海外
運営会社アデコ株式会社

LHH転職エージェントは世界60を超える国に拠点がある、アデコグループの転職支援サービス。

コンサルタントは職種別に担当が設けられているので、的確なアドバイスをもらえるのが特徴だ。

転職希望者のスキルを正確に把握できるので、質の高い求人紹介が可能。

またコンサルタントは企業の人事担当と直接やりとりを行っているので、転職希望者の良さをしっかり伝えてくれる。

実際にコンサルタントが仕入れた企業情報は転職希望者に届くので、入念な選考対策を行える。

特にコンサルタントの質を重視している方におすすめだ。

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女性特化なら「 LIBZ(旧LiBzCAREER)」

特徴女性に特化したスタートアップ転職サービス
スタートアップ求人数非公開
対応エリア全国
運営会社株式会社リブ

LIBZは、女性でスタートアップ企業にチャレンジしたい方におすすめ。

求人は非公開だが、登録した情報をもとにして企業からスカウトが届く仕組みのため、自分で求人を探す時間が必要ない。

またスマホ表示がメイン仕様になっており、直感的な操作が可能。

ただスカウトに特化しているため、リクルートエージェントなど大手の転職サービスとの併用がおすすめだ。

選択肢の幅が広がるので、転職後の「このようなはずではなかった」という失敗を予防できるはずだ。

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外資系なら「 マイケル・ペイジ」

特徴外資系スタートアップ企業の求人を保有
スタートアップ求人数55件
対応エリア全国・海外
運営会社マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社

マイケル・ペイジは、外資系のスタートアップ企業をめざしたい方におすすめの転職エージェント。

世界36か国に140支店を持つ大手の人材会社であり、40年以上の歴史と実績がある。

国内ではベンチャー企業の採用支援も行なっており、今後日本進出を考える外資系企業の人材窓口でもある。

保有している求人は、マネージャー以上や法務のスペシャリストなど、ハイクラスなものが多い。

やりがいと収入の両方を求める方は、利用してみよう。

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英語力を活かすなら「ロバート・ウォルターズ」

特徴英語力を活かした外資系の求人が多数
スタートアップ求人数21件
対応エリア関東中心
運営会社ロバート・ウォルターズ・ジャパン

ロバート・ウォルターズは、英語力があり外資系企業への転職をめざす方におすすめ。

ロバート・ウォルターズの本拠地はロンドンで、海外求人を多数保有してるため、英語力を活かして働きたい方にはピッタリだ。

通常担当者との面談は、日本語で行われるケースが多い。

しかしロバート・ウォルターズは担当者が外国人である場合が多く、英語で実施される。

職務経歴書の添削や面接練習も英語で行われるため、自信がある方は利用してみてはいかがだろうか。

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スタートアップによくある3つの間違った固定観念

スタートアップと聞くと、以下の3つをイメージする方も多いだろう。

スタートアップによくある3つの間違った固定観念

従来はスタートアップ企業といえば「不安定でブラック」というイメージがあったが、現在は状況が変化してきている。

1つずつ見ていこう。

スタートアップは潰れやすい

「スタートアップ企業は潰れやすい」というイメージは古い。

しかし万が一転職したスタートアップが潰れたとしても、培ったスキルを活かして別の企業に就職すれば問題ない。

たとえば法務の専門家であれば、どのスタートアップでも重宝される可能性がある。

またマネージャーの実績があれば、スキルを活かして良いポジションに転職できる。

潰れやすい企業に転職したとしても、スキルを持っていれば就職先には困らないだろう。

スタートアップは給料が安い

日本経済新聞社がまとめた2021年の「NEXTユニコーン調査」(※1)によると、スタートアップの平均年収は2020年度で約600万円、2021年度は約630万円だ。

スタートアップへの投資額は年々増加しており、2022年度には国内スタートアップの資金調達額が8,774億円を超えている(※2)。

さらに海外からの大規模な資金流入もあり、急激に投資額が増えている。

資金調達で優秀なスタッフを雇えるようになった結果、売上が向上し給料も増えているのが現状だ。

※1 日本経済新聞「有力新興の平均年収、上場企業超えも 21年度5%増

※2 2022年 Japan Startup Finance – 国内スタートアップ資金調達動向決定版 –

スタートアップは働き方がキツい

スタートアップといえば会社で寝泊まりし、24時間仕事に打ち込むといったイメージがあった。

しかし近年のスタートアップ企業は、時代の流れに沿って働き方改革を重視している。

とくにコロナ禍以降のリモートワークの導入により、自宅やカフェなどで仕事が可能になったのが大きい。

またフレックス制度や結果主義などを導入し、従業員が自分のライフスタイルに合わせて働けるよう配慮している。

たとえばリクルートエージェントで「スタートアップ フルリモート」で求人検索をしてみると、約350件がヒット。

かつての「会社に住む」ような働き方は、時代遅れとなっている。

スタートアップ・ベンチャー企業で働くメリット5選

スタートアップで働くメリットは、以下の5つである。

スタートアップ・ベンチャー企業で働くメリット5選

それぞれ詳しく見ていこう。

成長できる

スタートアップは常に新しいアイデアや企画が求められるため、成長につながりやすい。

たとえば新たなマーケティング手法を学んだり、最新のテクノロジーを活用するためのスキルを習得したりできる。

スタートアップはフラットな組織構造の場合が多いため、風通しが良い傾向にある。

上層部と直接コミュニケーションを取ったり戦略的な意思決定に関わったりできるため、リーダーシップや決断力を鍛えられるだろう。

また自身のアイデアを直接経営層に提示でき、ビジネス全体への影響力を感じられる。

スタートアップは自分自身を高めるための場として最適だ。

経験値が上がる

スタートアップはひとりで複数の役割を担うケースが多く、短期間でさまざまな経験を積める。

たとえばエンジニアがマーケティングの戦略立案に参加したり、営業担当者がプロダクト開発に意見を出したりする場合もある。

また新規プロジェクトや事業の立ち上げなどさまざまな業務を経験できるため、自分の長所や強みが理解できるだろう。

自由に働ける

スタートアップは「仕事内容の自由さ」と「働き方の自由さ」がメリットだ。

大企業は企業の方針や体制が優先されがちだが、スタートアップは新しいアイディアを歓迎する文化がある。

そのため意見が直接製品やサービスに反映されやすく、達成感や自己実現感を得られるだろう。

またスタートアップは、働き方についても一定の自由度がある。

リモートワークや、フレキシブルな勤務時間を導入している企業も多く、生活スタイルに合わせて働きやすい。

ただし自由度は企業によって異なるため、転職を考えている場合は、事前に調査しておこう。

また自由度が高い反面、自己管理能力が求められる点は要注意である。

人脈を築ける

スタートアップでは社外の人とも接する機会が多いため、ネットワークを広げられる。

ひとりでは得られない視点や知識を深めることができ、スキルアップや人間関係の構築につながるだろう。

ただし人脈を築くためには積極的なコミュニケーションが求められるため、時間がかかる点は念頭に置いておこう。

将来的に独立を視野に入れている場合は、築き上げた人脈を活かせるときが来る。

資産になる

スタートアップは大きな資産を得られる可能性がある点がメリットだ。

スタートアップでは、従業員に対してストックオプションの提供が一般的だからである。

ストックオプションは、一定期間勤めると会社の株式を特別価格で購入できるシステム。

会社が急成長して株価が上昇すれば、ストックオプションで得た株式を売却して大きな利益を得られる。

たとえばシリコンバレーの一部のスタートアップ企業では、ストックオプションを使って従業員を引きつけ、モチベーションを高めている事例も。

スタートアップで働く際は、経営陣の能力、自身のリスク許容度などを総合的に考慮しておこう。

スタートアップ・ベンチャー企業で働くデメリット2選

スタートアップで働く際は、以下のデメリットも考えられる。

スタートアップ・ベンチャー企業で働くデメリット2選

転職で失敗しないために、デメリットも正確に把握しておこう。

仕事内容が安定しにくい

スタートアップでは多様な経験ができる反面、業務が安定せずマルチタスク化してしまう。

ひとりで複数の業務を担うケースが多く、仕事の内容や業務範囲が頻繁に変わるため「安定していない」と感じる方もいるだろう。

たとえばマーケティングからカスタマーサポートまで手がけることも珍しくない。

たださまざまな業務に関われるため、自己成長やスキルの向上につながる可能性もある。

キャリアプランが立てにくい

スタートアップは日々の変化が速く、業務も更新されていくため、企業の将来予測がしにくい。

大手企業は一定のキャリアパスが提示される傾向にあるが、スタートアップには明確なルートが存在しない場合もある。

そのため将来への不安を感じる方もいるだろう。

しかしキャリアパスがない分、自身のキャリアをデザインできる。

スタートアップ・ベンチャー企業に転職した人の悪い口コミ・体験

ここからは、スタートアップ・ベンチャー企業に転職した人の口コミや体験を紹介。

スタートアップでの勤務経験が、マイナスに感じた方もいる。

それぞれ見ていこう。

明確なルールがない

何かをしたいとき、誰に何をどうたのむかのフローが決まっていないのには本当に困りますが、実は決まっているけれども、それが明文化されたり周知されていないので、決まっているのか決まってないのかが非常にわかりづらい、という状況に困りました。

そういう努力をしていないわけでもなく、その重要性を感じていないわけでもないけれども、人の出入りの激しい組織ではままならない感もありました。

引用:https://note.com/andiamo/n/nc96a82347528#2f291c31-4f78-40bf-9dad-61ad271c620a

意思決定のルートがはっきりしておらず、身動きがとりにくいという体験談だ。

スタートアップは人の出入りが激しいため、1週間前に決めたルールが通用しないケースも考えられる。

フレキシブルな対応がストレスな方は、慎重な検討が必要だ。

当たり前だったものがない

大企業から転職してみて感じるのは、

「大企業にあるものがない」

これにつきます。

当たり前なのですが、「ない」とはいろいろなものです。すべてです。

・安定感

・制度

・お金

・人材

・優秀な同僚

・福利厚生

・今後のキャリアプラン

・ワークライフバランス

など、様々なものを指します。これらがベンチャー企業にはないのです。

大企業でキャリアを重ねてきた人には想像がつきづらいかもしれませんが、大企業のモノサシで見ていくと、厳しいかもしれません。

引用:https://note.com/hr_yamagata/n/nad93f07997d4

大企業では一般的な福利厚生も、スタートアップにはない場合が多い。

スタートアップでは社員の意見を上層部に通しやすいため、意見や不満があれば伝えてみるのも良いだろう。

自分たちがより働きやすい環境作りができる点も、スタートアップならではだ。

スタートアップ・ベンチャー企業に転職した人の良い口コミ・体験

スタートアップに実際に転職した方たちにとって、どのような点が良いと感じているのだろうか。

ここでは以下2つの良い体験談を掲載する

それぞれ見ていこう。

マインドが変化する

僕は、「石橋をひたすら叩いたものの渡らないときもある」という人ですが、ベンチャー企業に入社してからは「少し叩いたなら渡る」という感覚に変わりました。

なぜそうなったのか?というと以下。

会社に何年もいる人でも、やったことない仕事を任されるから。

この状況、もう叩きようがないですよね…

「この方法で大丈夫かな…?」なんて考えている暇はありません。正解が見つからないんですから。

なので、「とりあえずやってみる」、「失敗してもいいから挑戦してみる」というマインドが持てるようになります。

このマインドになってくると、怖いものなんてほぼなくなります。なぜなら、失敗したときの対処法、失敗しないための方法みたいなものを経験的に分かるからです。

引用:https://note.com/saito_kotaro/n/n0eabecc6272d

スタートアップは新しい仕事にチャレンジするケースが多いため、挑戦するマインドが身につく。

若い頃に「とりあえずやってみる」マインドが身につけば、怖いものはなくなるだろう。

会社の成長が感じられる

会社の成長速度が早い

これが1番のメリットと思います。僕の会社は1年間で社員数が20人程度から50人まで増え、売上は10倍に成長しました。

売上がほぼなく社内体制もあってないような状態から、売上が上がり、それに伴って目まぐるしいスピードで採用が行われ会社の制度も整えられていく経験ができるのは、ベンチャーならではの体験です。

引用:https://note.com/gakuten/n/n914ceaf2bcdc

売上が10倍になるプロセスを体験できるのは、スタートアップならではといえる。

成長プロセスを楽しみたい方にとっては、ぴったりな環境だ。

会社とともに成長していく自分を感じられるだろう。

スタートアップへの転職でエージェントを最大限利用するための4つのポイント

スタートアップへの転職でより賢くエージェントを活用するためには、次の4つのポイントを意識しておこう。

それぞれ解説していくので、一緒に見ていこう。

スタートアップ企業の口コミ・評判を確認しておく

転職エージェントを最大限利用するには、企業の口コミや評判を確認しておくことが大切だ。

スタートアップはおおやけに情報が出にくいが、口コミや評判を確認すれば実際の労働環境や企業文化を知ることが可能。

エージェントは転職市場のトレンドを熟知しているため、活用するとさらにリアルな口コミや評判をゲットできる可能性がある。

たとえばとあるスタートアップに「自由な働き方を推奨している」という口コミがあったとしよう。

しかしエージェントに確認したところ「自由に働けるが、実際は休む時間が少ない」という事実が見える場合がある。

リアルな口コミや評判は、転職を成功させる上で重要だ。

転職して何をしたいのか明確にしておく

エージェントを最大限活用するためには「転職して何をしたいのか」を明確にしよう。

以下のような転職軸を考えると良い。

  • 裁量権をもって仕事をしたい
  • もっと経営に関わる業務をしたい
  • 数年経験を積んだら独立・起業したい

目的が明確になれば、企業選びの軸を決められる。

転職軸がブレなければ、書類や面談でも自信を持ってアピールできるようになるだろう。

どの分野に強い転職エージェントなのか確認しておく

スタートアップへの転職を成功させるためには、希望する分野や業界に詳しいエージェントを選ぼう。

たとえばIT業界に転職したいのであれば、特化したエージェントを選ぶのがおすすめだ。

どの分野に強い転職エージェントかは、面接などで直接尋ねると良い。

質問してすぐに「◯◯の分野に特化しています」と返答があれば、自信がある証拠と言える。

反対に「どの分野にも強いです」というような曖昧な返答であれば、慎重に判断したほうが良いかもしれない。

複数のエージェントを併用しておく

スタートアップへの転職は、情報源を広げるのが重要だ。

1社に絞るよりも、2〜3社併用するのがおすすめ。

複数の転職エージェントを併用すると、幅広い情報を集められるだろう。

ひとつのエージェントだけでは得られない情報や提案が得られる可能性がある。

しかし登録しすぎてしまうと、担当との面談に時間を取られたり、求人の管理が困難となるため注意が必要。

改めてスタートアップ向けのおすすめ転職エージェントを確認しておこう。

スタートアップの転職エージェントを利用する4つのステップ

スタートアップの転職エージェントを実際に利用する場合は、以下の4ステップを踏めば大丈夫だ。

ステップ1
キャリアの棚卸し

転職サービスへ登録する前に、キャリアの棚卸しを行い自己理解を深めよう。

キャリアの棚卸しは、自身の経験や能力を再確認をする重要なステップだ。

以下の観点で言語化しておこう。

  • 自分の性格的な強み
  • これまで習得したスキル
  • これまでの仕事で達成したこと

さらに転職を通じて何を得たいのか、どのような業務に関わりたいのかをはっきりさせることも大切だ。

自身のキャリアの棚卸しを行うと、エージェントとの面談がスムーズに進み、自分に合った求人情報を得られる可能性がある。

なおキャリアに関する自己理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてほしい。

ステップ2
会員登録

自己理解を深められたら、実際に利用したい転職エージェントを選んで会員登録していこう。

まだ決まっていない方は「おすすめのスタートアップ・ベンチャーの転職エージェント13選」を見てほしい。

会員登録をする際は、情報を詳細かつ正確に入力することが重要だ。

スキルや希望条件などを明確に記載すると、適切な求人を紹介されやすくなる。

ただし会員登録時は、個人情報の管理に注意が必要。

信頼性できるエージェントであればプライバシーポリシーが明記されているため、個人情報が適切に管理されるだろう。

ステップ3
ポートフォリオの登録

求人紹介や企業からのスカウトをもらうには、ポートフォリオがポイントだ。

ポートフォリオは以下の内容を具体的に記載しよう。

  • 達成した結果
  • 使用可能ツール
  • 過去のプロジェクトの概要

とくにスタートアップへの転職は、自身がどのような価値を提供できるのかを具体的に示せると良い。

ただし個人情報や機密情報は適切に管理し、具体的なプロジェクト名などを公開して良いかは慎重に判断すべきだ。

またポートフォリオは常に更新し、最新の状態をキープしておこう。

ステップ4
面談と応募

面談と応募は、転職エージェントを利用する過程でもっとも重要だ。

エージェントとの面談では、自己PRだけでなく転職先で達成したい目標や希望条件などを明確に伝えよう。

エージェントは求職者からの情報を元に、最適な企業をマッチングしてくれる。

応募する企業が決まったら、エージェントと面接練習をしておくと良い。

エージェントは、応募する企業にヒアリングを行なっている場合もあるため、どのような質問がくるか把握している可能性もあるからだ。

活用できるサービスは十分利用して、転職を有利に進めよう。

まとめ|スタートアップへ転職するなら1秒でも早く行動を起こそう

本記事では、スタートアップにある間違った固定観念メリットデメリット転職エージェントを最大限活用するポイントなどについて解説した。

スタートアップへ転職するなら、採用スピードが速く迷っている間に募集が終了する可能性があるため1日でも早い行動が有利である。

今回紹介したスタートアップ・ベンチャー企業向け転職エージェントを再度まとめておく。

サービス名特徴
ビズリーチ実績多く、ハイクラス求人も多数保有
dodaエージェントの知見が豊富
リクルートエージェント業界最大級の求人保有数
マイナビエージェント2023年オリコン顧客満足度No.1
キープレイヤーズスタートアップに特化
Goodfind Career首都圏に特化、非公開求人も充実
プロコミットスタートアップかつハイクラス求人を保有
GreenIT・Web業界に特化
クライス&カンパニーIT業界のハイクラス転職に特化
LHH転職エージェント職種別の専門エージェントが担当
LIBZ女性のスタートアップに特化
マイケル・ペイジ外資系のスタートアップに特化
ロバート・ウォルターズ英語力を生かした転職に特化

迷った際は、実績豊富で企業からの信頼も厚い「ビズリーチ」と、2023年オリコン顧客満足度No.1の「マイナビエージェント」に登録しておくと良い。

転職活用中に違うと感じたら修正すれば良いため、まずは気になる転職エージェントに登録して、求人のチェックから始めよう。

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スタートアップの転職エージェント利用でよくある質問

そもそもスタートアップ企業とはどのような企業を指すのですか?

スタートアップは、既存の市場に変革をもたらすことを目指す若い企業のこと。

一般的には設立から数年以内の企業を指し、新たなビジネスモデルを確立して急速な成長を遂げる傾向にある。

スタートアップ・ベンチャー・ユニコーン企業の違いは何ですか?

違いは、以下のとおり。

  • スタートアップ:新たなビジネスアイデアを追求している若い企業
  • ベンチャー:スタートアップが事業の成功を見せ、安定的な成長や収益を上げはじめた段階の企業
  • ユニコーン:設立10年以内、企業評価が10億ドル以上、テクノロジー企業、の3条件を満たす企業
スタートアップと中小企業の違いは何ですか?

成長のビジョン、組織の柔軟性、ビジネスモデルにある。

  • スタートアップ:新しいビジネスモデルや技術を開発し、急速な成長を目指す企業
  • 中小企業は:規模は小さいが既存のビジネスモデルに基づき、安定した事業運営をしている企業
20代前半で未経験の業種でも、ベンチャー企業に入れますか?

可能だ。

ベンチャー企業は柔軟性があり、経験よりもポテンシャルや熱意を重視する企業が多いからである。

20代や未経験向きの「マイナビエージェント」を利用して、あなたに合った企業を紹介してもらおう。

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30代・40代ですが、スタートアップへ転職できますか?

可能だ。

スタートアップにおいて、年齢はそれほど問題ではなく、スキルや情熱のほうが重要である。

30代・40代は業界知識やリーダーシップなど、スタートアップにとって価値のあるスキルを持っている可能性がある。

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大手企業とベンチャー企業なら、どちらを選ぶべきですか?

自分のやりたい仕事ができるほうを選ぼう。

大手企業は安定した組織体制があり、明確なキャリアパスや教育制度が用意されている場合が多い。

一方ベンチャー企業はフラットな組織構造で、多様な経験を積む機会が多い点が特徴だ。

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