プリヴェ企業再生グループは怪しい?5つの理由や噂から検証

プリヴェ企業再生グループ怪しい

プリヴェ企業再生グループをネットで調べると「怪しい」という評判が出てくることがある。

結論、プリヴェ企業再生グループは怪しい会社ではない。

採用レベルが高いと予想される会社なので、実力不足で入社してしまうと、早期離職のリスクがある。

もしかしたら、「プリヴェ企業再生グループ」というキーワードを聞き慣れない人もいるかもしれない。

しかし、有名人がCM出演していることでも有名な「ハズキルーペ」は聞いたことがあるだろう。

「ハズキルーペ」は、プリヴェ企業再生グループの傘下の企業のひとつである。

CMにもなる有名商品に関連する企業が、怪しいと言われるのを不思議に思う人もいるだろう。

そこで今回は、プリヴェ企業再生グループが怪しいと言われる理由について調査した。

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1. 怪しいと噂されるプリヴェ企業再生グループとは?

プリヴェ企業再生グループ とは

プリヴェ企業再生グループは、プライベート・エクイティ・ファンドを事業としている企業。

現在でも会長兼社長を務めている松村謙三氏が創業者だ。

プライベート・エクイティ・ファンドとは、企業に投資し、企業価値を高めてから売却することで利益を得るビジネス。

成長余地があるにもかかわらず、さまざまな要因から能力を活かしきれていない企業に投資し、自らも経営に関与しながら企業価値を高める。

その後、売却することでファイナンシャルリターンを得るのがこのビジネスの流れだ。

プリヴェ企業再生グループが買収した企業は、52社にのぼる。

2. プリヴェ企業再生グループが怪しいと言われる5つの理由

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

ここからは、プリヴェ企業再生グループの5つの評判をみながら、怪しいと言われる理由について解説する。

2-1. 数多くの企業を買収している

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

プリヴェ企業再生グループは、評判通りこれまでに52社の企業買収を手がけている。

たとえば、下記の関係会社を買収している。

  • 日産自動車
  • 東武鉄道
  • 富士通
  • SBI
  • セガ
  • タカラトミー
  • 伊藤忠商事

誰もが名前を知っている大手企業の買収実績があることから、企業買収について相当な実力があることが伺える。

あまりに多くの有名企業を買収しているため、「なにか裏があるのではないか?」と憶測している人が一定数いるのかもしれない。

2-2. 採用情報が怪しそう

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

プリヴェ企業再生グループでは、新卒採用と中途採用を行っている。

しかし、採用情報については、誤った情報が出回っている可能性がある。

募集職種としては以下の7つがある。

  • 社長秘書
  • 秘書アシスタント
  • AI事業部
  •  投資銀行部門、弁護士・公認会計士
  • プライベート・エクイティ部門
  • 財務・経理/簿記一級以上
  • 人事・総務

 

なお、正社員はもちろんのこと、契約社員の募集もある。

たとえば、2024年の新卒採用の募集要項によると、秘書の場合、月給制で初年度は月40万円程度で人事・総務の場合、同じく月給制で月35万円程度。

秘書の業務は、以下のような内容だ。

  • スケジュール管理
  • 来客対応
  • 電話応対
  • 礼状・メールなどの文書作成
  • 出張・会議の手配

場合によっては、英語を使うこともある。

一方で人事・総務の業務は、以下のような内容だ。

  • 採用
  • 給与計算
  • 社会保険手続
  • 名刺作成
  • 備品管理

直近の新卒採用実績をみると2021年度に1人採用しているが、2019年度、2020年度の採用はない。

たしかに、一般的な秘書業務で月収40万円程度は、新卒採用としては高いといえる。

しかし、英語を使う機会があったり、採用人数も少なかったりすることから、採用のレベルは高いのかもしれない。

また、採用実績が少なく、実態がわかりにくいことで「怪しい」と思ってしまう人がいる可能性もある。

2-3. ブラック企業かもしれない

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

企業について プリヴェ企業再生グループとはいわゆるブラック企業でしょうか。 秘書に応募しようと思っています。 ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。

Yahoo知恵袋より抜粋

ブラック企業だと懸念している人もいる。

新卒の秘書の月収が40万円だと考えると、中途採用であればさらに月収は高くなると見込まれる。

給与が高いことから「仕事が大変なのではないか?」と推測し、ブラック企業だと判断した人がいる可能性がある。

また、新卒採用の募集要項によると、平均残業時間は月20時間以内である。

dodaが行った「平均残業時間ランキング」によると、月の平均残業時間は22.2時間ということがわかっている。

決してプリヴェ企業再生グループの残業時間が多すぎるというわけでもない。

これらのことから、ブラック企業だと言い切ることはできないだろう。

2-4. 上場を廃止している

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

プリヴェ企業再生グループは、2012年8月11日付で上場を廃止している。

2008年4月1日付で「プリヴェ企業投資ホールディングス」と合併したことがきっかけだ。

上場廃止になると、株主に影響があることはもちろん、一般消費者にもネガティブな印象を与えることがある。

その結果、「なにか怪しい理由があるのではないか?」という憶測が独り歩きした可能性も考えられる。

上場廃止自体は悪いことではなく、経営者が株主に左右されず経営できるようになったり、上場の維持にかかる費用を削減できたりするメリットもある。

上場廃止は事実だが、噂されている内容が事実である根拠はないだろう。

2-5. ペットオークションが怪しい

プリヴェ企業再生グループ 怪しい 理由

プリヴェ企業再生グループは、プリペット株式会社の事業としてペットオークションを行っている。

ペットオークションは、埼玉県と神奈川県の2ヶ所で開催されている。

しかし、誰でもペットオークションに参加できるわけではなく、登録には以下の要件がある。

  • 動物取扱業登録者のブリーダーで犬あるいは猫舎号を持っている人
  • ペットショップで今現在、店舗を構えてお店を開いている人

万が一、出品者との間でトラブルが発生した場合は、プリペット株式会社が窓口となり、責任を持って対応する旨が記載されている。

これらのことから、ペットオークションにも責任を持って事業展開していることがわかる。

ペットオークションという事業自体に賛否はあるかもしれないが、不正な事業をしているわけではない。

3. プリヴェ企業再生グループは怪しい会社ではない!

プリヴェ企業再生グループの買収実績や上場廃止、ペットオークション事業の存在は事実である。

しかし、採用情報については、一部で不正確な情報が出回っている可能性がある。

プリヴェ企業再生グループは怪しい会社ではないため、興味がある人は正しい情報をもとに就職や転職などを検討してほしい。

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