作業療法士が退職代行でやめるのはアリ…そもそも辞められるものなの?
作業療法士が退職代行でやめる時の流れは?本当にやめられる?
このような悩みを解決します。
100%退職できるだけでなく、即日で仕事を辞められる「退職代行サービス」が注目されています。
しかし、担当患者さんをもつ作業療法士が退職代行を使ってもいいの?無責任じゃない?と悩みますよね。
そこで本記事では、作業療法士が退職代行でやめてもいい理由をご紹介します。
それでは本題に入りましょう。
- 作業療法士が退職代行でやめていい理由
- 退職代行のメリット・デメリット
- 退職代行の注意点
- 退職代行の流れ
- 円満退職する方法
作業療法士が退職代行でやめてもいい理由
作業療法士が退職代行でやめてもいい理由は、「退職代行は一種のサービスだから」です。
退職代行は、お金を支払って「退職手続きを代わりにしてもらう」というサービス。
つまり、お金を払ってサービスを受けるのはお客さん(あなた)ですし、それを企業が制止できるわけないです。
また、退職代行は下記のような悩みを抱えている人を救うために生まれたことも根拠の1つになります。
- 辞めさせてもらえなかった
- 辞めたいと言い出しにくい労働環境にいる
- 引き止められてやめられない
つまり、利用の是非はお金を払う「あなた」だけにあり、退職代行で仕事をやめても全く問題ないんです。
ただのサービスを使っているだけですからね。
もちろん、「法的な」問題もないので、使うかどうかは本当にあなた次第ですね。
というわけで、退職代行は一種の代行サービスなので、作業療法士が退職代行でやめてもいいのです。
作業療法士が退職代行でやめたら迷惑がかかる?
作業療法士は退職代行でやめてもいいですし、全く問題はありません。
とはいっても、作業療法士の多くが懸念しているのは、退職代行でやめたら「患者や会社に迷惑がかかるのでは?」という点でしょう。
結論からいうと、作業療法士が退職代行で退職した場合、患者や会社に全く迷惑がかからないといえばウソになります。
会社にとっては「見知らぬ業者から○○が辞めるから手続きしますって連絡が来てる…これは詐欺では?なんじゃこれ?」
上記のように混乱するという意味で、会社には迷惑がかかります。
患者さんにとってはリハビリの担当が突然変更になるという意味では迷惑がかかるでしょう。
ですが、「リハビリする人がいない」なんて状況には100%ならないのでご安心ください。
必ず代わりの人を立てて、患者さんにリハビリはします。
そうしないと企業側が稼げませんからね。
ですので、患者さんに関しても、「関係ない人に迷惑をかけてしまう…」なんて深く悩まないでください。
というわけで、実際に退職代行でやめるかどうかは、あなた自身の状態と、職場環境によります。
もし、あなたが、
- パワハラを受けている
- 出勤前に心臓がバクバクいう
- 休み中でも不安感に襲われる
上記に当てはまるなら、すでに心が病気になっているので、退職代行で退職することを真剣に考えた方が良いです。
筆者は不安障害になったことがありますが、精神疾患は自殺を考えるレベルで辛いです。
ここまで辛いと思っていなくても、今の職場が辛いなら逃げましょう。
人生100年時代。
今の職場で働き続ける未来がイメージできますか?
今の職場で疲弊して、人生を台無しされてもいいのですか?
答えがNoなら、退職代行で確実にやめるか、転職エージェントを使って円満に転職することをおすすめします。
作業療法士が退職代行を使う4つのメリット
作業療法士が退職代行で仕事を辞めるメリットは下記4つです。
退職代行のメリット①:即日で確実に退職できる
退職代行なら確実に退職できます。
辞めさせてもらえない職場でも、やめたくても辞められそうな雰囲気の職場でも100%辞められるのが「退職代行」です。
なぜなら、退職のプロが法を盾に退職手続きするから。
企業側は退職を受け入れるしかないんですよね。
- やめたいけどやめさせてもらえない
- 引き留めが怖い
- 上司や会社と顔を合わせたくない
上記のような人が退職代行を使えば、ストレスなくやめられます。
しかも、最短でその日のうちに退職できるので、仕事で限界な人にとっては救済といえるでしょう。
退職代行のメリット②:上司や会社とやり取りしなくてよい
退職代行を使えば、上司や会社とやりとりせずに退職できます。
なぜなら、すべて業者が間に入って代行してくれるから。
必要書類の準備から作成、提出、貸与品の返却まで、業者にすべて請け負ってもらえます。
そのため、自分が会社に行く必要も、大嫌いな上司と話す必要もありません。
上司や会社と関わることなく、完全ストレス0で退職できるのは、退職代行の大きなメリットです。
退職代行のメリット③:引き止められる可能性が低くなる
退職代行を使うことで引き留めのリスクが減らせます。
なぜなら、代行を使った時点で、会社に強い退職の意思を示せるから。
会社からすると代行を通して説得するのは無理だと感じるため、引き止められる可能性はほぼ0になります。
サクッとあと腐れなく辞められるでしょう。
間違っても会社や上司からの電話にはでないでくださいね!
電話に出ると、隙を突かれてしまいます。
退職代行のメリット④:転職に集中できる
転職を考えている方は、退職代行を使うことで、転職だけに集中できます。
なぜなら、退職に関係する手続きや書類作成などをしなくて済むから。
退職手続きはかなりめんどくさいです。
転職して次を見据えているのに、辞める会社のことで時間を奪われたくないですよね。
退職代行を使えば、面倒ごとはすべて代行に任せて、自分は次のことに集中できます。
転職は情報戦であり、時間を使えば使うほど有利になるので、代行の利用は転職成功のポイントになるでしょう。
うまくいけば、引継ぎをする必要もなくなりますよ。
作業療法士が退職代行を使う3つのデメリット
退職代行のデメリットは下記の3つです。
退職代行のデメリット①:お金がかかる
退職代行最大のデメリットがお金がかかることです。
退職代行は転職エージェントとは違い、有料になります。
おおよそ、3万円~5万円程度の費用がどうしても発生するのです。
転職のように無料でできないので、注意してください。
退職代行のデメリット②:元同僚と関係が悪くなる
退職代行のデメリットの2つ目は、退職代行でやめるとあなた自身の印象が悪くなる可能性があることです。
「自分で退職手続きくらいしろ」と思っている人たちが多い日本において、退職代行は悪い印象を持たれる可能性があります。
上司や同僚から反感を買うリスクがあるので頭に入れておきましょう。
とはいっても、縁が切れても問題ない(むしろ望む)ならデメリットではありませんね。
退職代行のデメリット③:悪質な業者もいる
退職代行の中には、悪質業者もいます。
お金を払ったのに手続きしてくれなかったり、全然動いてくれなったりですね。
ブランド品の中に、非常に安い偽物があるようなものです。
料金が異常に安いと悪質業者の可能性が高いので、安さにつられないようにしましょう。
本記事では、安心で確実に退職できる代行をご紹介しているので、安心してください!
作業療法士が退職代行で仕事をやめる際の流れ
作業療法士が退職代行でやめる際の手順・流れは下記の通りです。
- 申込み(無料相談)する
- 利用料金を支払う
- 打ち合わせ
- 退職代行サービスの実行
- アフターフォロー
サクッと解説します。
まずは申し込みです。
サービスによっては「無料相談」となっています。
まずは無料で相談してみて、良さそうだったら使ってみるというイメージです。
申し込み(相談)時点では無料なので、申し込むだけ申し込んでから決めてもよいでしょう。
相談してよさそうだったら、本契約に入ります。
正式に申込み、料金を支払いましょう。
退職代行の相場は3万円~5万円です。
振込確認が取れたら、ヒアリング(打ち合わせ)に移ります。
振込が確認出来たら、打ち合わせです。
具体的に、下記を聞き取り調査されます。
- いつまでに辞めたいのか
- 退職理由
- 有給休暇や未払い残業代の有無
- 会社からの支給品の有無
上記が決まったら、決行日時を確定し、代行が会社に退職の連絡をします。
退職代行サービスの実行です。
ここからは業者がすべて請け負ってくれます。
進捗の報告や連絡が来るので、都度チェックし、必要なら対応しましょう。
いずれにしても、会社との間に業者が入るので、直接やり取りすることはありません。
ストレスなく退職出来ますよ。
未消化の有休や未払いの残業代があれば、対応してもらえますよ。
サービスによっては、アフターフォローがあります。
転職の相談や失業給付金の相談などです。
必要であれば担当に相談しましょう。
ここまでが、退職代行サービスの流れです。
作業療法士が退職代行でやめる際の注意点4つ
作業療法士が退職代行で辞める際の注意点は下記の4つです。
退職代行の注意点①:運営は「弁護士」や「労働組合」の代行サービスにすること
退職代行は、「弁護士法人」や「労働組合」が提供しているサービスにしましょう。
なぜなら、法的な交渉ができないからです。
法律を持ち出して交渉するには「法適合」である必要があります。
退職代行サービスにも、「法適合」と「法適合でない」組織がありますので注意してください。
退職代行の注意点②:残業代や有休消化まで交渉すること
未払いの残業代や有休が残っているなら、きちんと交渉しましょう。
残業代の踏み倒しや有休を使わせてもらえないことがあるためです。
この場合は特に「法適合」の退職代行でなければいけません。
価格が安い業者は法適合でない場合が多く、詐欺の可能性もあるので注意しましょう。
退職代行の注意点③:会社からの電話に出ないこと
退職代行サービスでの退職失敗あるあるが、会社からの電話に出てしまうことです。
上司に「少し話そう」といわれ、言いくるめられてしまい、退職代行をキャンセルしてしまうパターンですね。
この場合、どんなにうまいことを言われていても、引き留められた時点で約束を守られないことが多いです。
「会社(上司)も反省してるみたいだし…」なんて思わないようにしてください。
確実な退職は、電話にでないことです。
家に来られた場合も無視一択ですね。
退職代行の注意点④:転職の準備もしておくこと
退職代行で退職を進めつつ、転職準備もしましょう。
退職後、しばらくしてから就職する方は別ですが、すぐに働く予定の方は転職活動も同時期に始めた方が良いです。
なぜなら、転職は情報戦だから。
早く始めれば始めるほど有利です。
良い求人ほどすぐになくなるので、転職活動は退職前からスタートすることをおすすめします。
また、転職の準備も進めておくことで、心の安心感も違いますよ。
転職先が決まっている状態や、転職先の候補がある状態で退職代行を使う場合と、全く転職先がわからない状態では、心の安心感が雲泥の差です。
転職先が決まらなくても、行動さえ起こしておけば転職先は見つかるので、転職活動を同時期にスタートしておくことをおすすめします。
転職活動は、転職エージェントに登録することからです。
転職エージェントに登録しておけば、希望に沿った求人を見つけてきてくれるので、忙しい方でも働きながら転職できます。
料金は完全無料なのでご安心ください。
詳細は、リハビリ職におすすめ転職エージェント・サイト5選!32社から人事目線で比較でまとめています。
作業療法士におすすめの退職代行サービス3選
ここでは、作業療法士におすすめの退職代行サービスを3つご紹介します。
「確実性」「金額」「即日性」「対応力」の4項目で厳選しました。
おすすめの退職代行1:退職代行ガーディアン(24,800円)
作業療法士に一番オススメの退職代行が「退職代行ガーディアン」です。
東京都労働委員会に認証された「法適合の合同労働組合が運営」しているので、本来は弁護士しか対応できない未払い賃金や退職金などの交渉もできます。
- 未払い賃金
- 有休の未消化
- 退職金関係の問題
上記などの問題が発生している場合は、退職代行ガーディアンなど、弁護士が対応してくれるサービスを使ったほうがスムーズに退職できるでしょう。
合法で、安心活確実に退職手することができます。
東京都労働委員会から合同労働組合として認可を受けていますが、対象地域は全国です。
悪質な退職代行が生まれている昨今において、法適合の合同労働組合が運営している退職代行ガーディアンは、最良の選択肢と言えるでしょう。
おすすめの退職代行2:弁護士法人みやびの退職代行サービス(55,000円)
弁護士法人みやびの退職代行サービスも、作業療法士におすすめです。
弁護士法人所属で、法律のプロである弁護士が直接対応してくれます。
退職代行ガーディアンと同様に、弁護士が対応するので、未払い賃金や退職金などの交渉が必要な場合に向いています。
LINEやメールで、24時間無料で問い合わせできるので、誰でも気軽に無料相談から始められますよ。
また、弁護士法人みやびは東京都中央区銀座の一等地に事務所を構えていますが、対象地域は全国です。
弁護士法人みやびの退職代行サービスは、弁護士法人という確実性、安心感を求める方におすすめの退職代行サービスです。
おすすめの退職代行3:退職代行Jobs(27,000円)
退職代行Jobsは、株式会社アイリスが運営している退職代行サービスです。
他社との違いは、顧問弁護士がセラピストの資格も有しているという点にあります。
心に寄り添った心理カウンセリングを無料でしてもらえるのはうれしいですね。
また、退職代行Jobsには、提携している人材紹介会社があります。
そこを利用して転職をすると、最大で3万円のお祝い金がもらえるので、実質無料で退職が可能です。
しかし、退職代行Jobsは、退職金や未払い金の交渉ができません。
弁護士が直接交渉しないためです。
退職金交渉や未払い金の問題も解決したい場合は、退職代行ガーディアンや弁護士法人みやびの退職代行サービスを利用しましょう。
まとめ|作業療法士が退職代行でやめるのは全く問題ないし、逃げていい
作業療法士が退職代行でやめるのは全く問題はありません。
一種のサービスを、お金を払って利用しているだけですからね。
とはいっても、担当の患者さんがいて、引継ぎなどをしなければいけないから…と責任感を覚えるのは当然だと思います。
作業療法士は社会的意義が大きいですし、責任感があって真面目な方がOTには多いですからね。
ですが、考えてみてください。
退職代行を使いたい…と思うほど、あなたが追い込まれている現状を。
退職代行は、働いている人、つまりあなた自身を救うためのサービスです。
「患者さんが…上司が…同僚に迷惑が…」なんて考えなくていいんですよ。
あなたの人生はあなたのものであり、あなたが守らなければいけません。
自分自身の健康を、心と体を守りましょう。
そうしないと、うつ病や不安障害といった精神疾患になってしまいます。
もう無理…と思う前に、退職代行を使って逃げてくださいね。
なぜなら、限界は突然やってくるから。
少なくとも1か月以上、仕事に行きたくないと思いながらも出勤している方は危険ゾーンです。
「まだ頑張れる…」なんて思わないでください。すでに頑張っているんですから、無理はダメ。
人生百年時代、合わない職場で頑張っても無意味ですからね。
退職に迷っている方は、転職準備だけでも進めておきましょう。
何かあったときにすぐ動けるからです。
逃げ道を確保しておくことで精神的にも楽になれます。
今回は以上です。