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【現役STに聞く】言語聴覚士は頭が悪い人でもなれる?STの現実を紹介

言語聴覚士 頭が悪い

言語聴覚士は頭が悪くてもなれるの?
言語聴覚士の頭が悪いのは事実?
言語聴覚士の現実は?将来性はある?

この記事に辿り着いたあなたは、言語聴覚士になりたいと思っているけど、そんなに頭も良くないし、自分でも慣れるのかな?と心配なのではないでしょうか。

結論、頭が悪い人でも言語聴覚士にはなれます。

筆者は人事という仕事柄、言語聴覚士だけでなく、理学療法士や作業療法士とも採用・転職を通じて関わります。

今回は、現役の言語聴覚士(ST)に、実際のところどうなの?という話を聞いてまとめました。

最後まで読めば、言語聴覚士は頭が悪くても目指せるのか、なぜ頭が悪いといわれているのかといった、STの現実がわかります。

もし、あなたがすでに現役の言語聴覚士として働いていて、言語聴覚士には将来性がないと感じているなら、「マイナビエージェント」を利用して転職しましょう。

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1. 言語聴覚士は頭が悪い人でもなれる?【結論:なれる】

結論、言語聴覚士は頭が悪くてもなれます。

言語聴覚士になるためには、大学(4年制)か専門学校(3年制)の卒業&国家試験に合格すればいいのですが、試験内容は覚えればいいものだけだからです。

下記の画像は、言語聴覚士国家試験の合格者・合格率をまとめたものです。

合格率は7割ほどなので、10人中7人が合格するという計算になります。

覚えればいいだけの試験内容なので、頭の良し悪しに関係なく、勉強さえすれば誰でも合格できる難易度なのです。

つまり、頭が悪い(偏差値の低い)人であっても、言語聴覚士になることは可能ということになります。

そうはいっても学歴は一生ついて回るものですし、専門学校卒は特に給料が安いので学歴を軽視してよい理由にはなりません。

言語聴覚士は給料が高いと思っている方もいますが、実際にはかなり安いです。

STの給料が安い理由は、下記の記事にて詳しく解説しているので、言語聴覚士を目指している方は併せて参考にしてみてください。

2. 言語聴覚士は頭が悪いといわれる3つの理由

言語聴覚士は頭が悪いと思われている理由は上記の3つです。

実際、「言語聴覚士」とGoogleで検索しようとすると、「言語聴覚士 頭悪い」というサジェストが表示されるかと思います。

これは検索者が、下記2つの意図で検索していると思われます。

  • 「言語聴覚士はなぜ頭が悪いのかを知りたい」
  • 「言語聴覚士は頭が悪くてもなれるのか知りたい」

もしあなたが、言語聴覚士を目指しているのであれば目を通しておくと良いでしょう。

2-1. 専門学校卒でもいいから

言語聴覚士は、入試がない専門学校卒業者でもなれるため、頭が悪いと思われています。

専門学校でしっかり勉強している人はいますが、そうではない人が多いのが現実ですよね。

世間の印象は、専門学校=頭が悪い人が行くところになっているので、専門卒でもなれる言語聴覚士は頭が悪いと思われています。

実際に、普通の会話が成立しなかったり、効率の悪いことばかりをしたりと、頭が悪いと思うことをしている人は専門卒に多い傾向にあります。

患者さんがスタッフに要望を伝えても、頭が悪いので理解できず、何度も同じことを聞いて激怒された例もあります。

2-2. 国家試験が簡単だから

STの国家試験は、暗記すればだれでも合格できるレベルなので、言語聴覚士は頭が悪いと思われています。

国としては言語聴覚士などのリハビリ職は多ければ多いほどよいので、難しくできないのでしょう。

その結果、リハビリ職が増えすぎて給料が安くなっているのは、医療職の闇です。

言語聴覚士はやめとけ」なんていわれていることをご存じでしょうか?

STは待遇が悪いだけでなく業務量が多いので、一部からやめておいたほうがいいなんていわれています。

下記の記事にて、言語聴覚士はやめとけと言われる理由について解説しているので、併せて参考にしてみてください。

2-3. 偏差値が低い大学卒でもなれるから

言語聴覚士には、どんな大学出身でもなれるので、言語聴覚士は頭が悪いと思われています。

名前を書けば入れるような大学なんて、ごろごろありますからね。

実際に、筆者が勤める病院のSTの学歴を調べたら、偏差値60以上の方は20人中1人しかいませんでした。

偏差値40以下の大学を出てもSTになれるという、いい例ですね。

人口比率からしても、頭が悪い人の方が圧倒的に多いので、必然的に頭が悪い言語聴覚士が多くなります。

STには比較的簡単になれるので、なったあとに後悔する人は多いですよ。

1年目で辞めたくなったらどうすればいいのかは下記の記事にてまとめているので、これから言語聴覚士になろうとしている人や、現在1年目の人は参考にしてみてください。

3. 結局、言語聴覚士は頭が悪いの?【全員悪いわけではない】

偏差値が低い大学だの、入試すらない専門学校だの、偉そうなことをいってきましたが、勉強ができる=頭が良いというわけではないからです。

勉強してこなかっただけで頭が良い人は言語聴覚士に限らずいます。

現役の言語聴覚士に聞いたうえで、人事情報をもっている私の結論としては、言語聴覚士で頭が悪い人はそこまで多くないということです。

頭が良い人は多くありませんが、頭が悪すぎて仕事にならないような人もいません。 普通な人がほとんどです。

ただ、STには性格がゆがんでいる人もいますね。

言語聴覚士にはどんな人が多いのかについては下記の記事にて詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。

4. 言語聴覚士は頭が悪くても稼げる?将来性は?【結論:安定して稼げる】

言語聴覚士は頭が悪い人でもなれますし、医療系国家資格なので安定しています。

つまり、言語聴覚士になれれば頭が悪い人でも安定して稼げるといえるでしょう。

言語聴覚士は、PT・OT同様に将来性がありますよ。

なぜなら、少子高齢化社会が続く以上、リハビリ職を増やすことは国策だからです。

言語聴覚士を続けていれば、食いっぱぐれることはないと思われます。

しかし、給料はほとんど上がらないし、基本的に激務です。

どんなにスキルを高めようと、どんなに有能人材になろうと給料は全くあがりません。

子育てするならダブルワークでないと不可能ですし、贅沢はあまりできないでしょう。

給料に不満で、将来に不安があるならば、転職か副業することをおすすめします。

転職する際には、一般職であれば「マイナビエージェント」、言語聴覚士のまま別の職場に転職したい人は「レバウェルリハビリ」を利用するのがおすすめ。

どちらもサポート力が高く、20代に強いエージェントであるため、まだ20代のあなたなら利用する価値は十分にあります。

また、STの資格を活かせる副業は、下記の記事で詳しく解説しているので併せて参考にしてみてください。

まとめ|言語聴覚士は頭が悪くてもなれるが、給料は安い

言語聴覚士は頭が悪い人でもなれるというテーマでまとめました。

少子高齢化とともに、言語聴覚士や理学療法士、作業療法士の需要は高まっています。

給料や業務内容に不満があるかもしれませんが、その代わりに安定が保証されているのがリハビリ職の特徴です。

給料を増やしたいなら、転職か副業しかありません。

人間関係や業務に対する不満はある方は、あなたの需要があるうちに転職したほうがよいかもしれませんね。

再度紹介しますが、転職する際には、一般職であれば「マイナビエージェント」、言語聴覚士のまま別の職場に転職したい人は「レバウェルリハビリ」を利用するのがおすすめ。

危機感を持っている方は、早めに始めておけば生活が楽になります。

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