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理学療法士・作業療法士で年収1000万円が難しい理由と劇的に収入アップする方法

理学療法士 作業療法士 年収1000万円

理学療法士と作業療法士は年収1000万円も稼げるの?具体的な方法が知りたい
理学療法士と作業療法士が年収1000万円を稼ぐことが難しい理由って何?

このような悩みを解決します。

理学療法士・作業療法士として年収1000万円稼げる方法があるなら知りたいですよね。

結論からいうと、年収1000万円に到達する方法はいくつかありますが、どれも難しいです。

不可能ではないものの、生半可な覚悟では到達できないでしょう。

しかし、年収500万円~700万円なら現実的に狙えますよ。

本記事では、理学療法士・作業療法士が年収1000万円稼ぐことが難し理由とともに、年収500万円~900万円までの道のりを解説します。

給料に不満がある方は、ぜひご覧になってください!

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理学療法士・作業療法士で年収1000万円が難しい3つの理由

年収1000万円稼ぐことが難しい理由は下記の3つです。

理学療法士・作業療法士で年収1000万円が難しい理由3選

1つずつ解説します。

理由1:診療報酬の限界

理由の1つ目が、診療報酬制度の限界です。

診療報酬とは医療機関などが保険者から受け取る報酬のことですが、これは厚生労働省によって定められています。

つまり、報酬上限が国によって決められているため、どんなに頑張っても一定以上は稼げないというわけです。

どれだけ質が高いリハビリをしようが、低レベルなリハビリをしようが、報酬は同じなんですね。

鋭い方は、それなら数をこなせばいい…と思いましたよね

リハビリできる患者さんの数や時間(1単位20分)には限りがあるため、数をこなすこともできません。

つまり、リハビリで稼げる金額が診療報酬で定められている以上、どう頑張っても一定以上は稼げないのです。

理由2:昇給・昇進のなさ

2つ目の理由が、昇給・昇進のなさです。

リハビリ職は、本当にビックリするほど昇給も昇進もありません。

診療報酬で稼げる額が決められていることと、役職が非常に少ないためです。

診療報酬で制限されているため、医療機関に入る収入そのものが少なく、スタッフであるリハビリ職への還元ができないため、昇給はほぼありません。

昇給に関しては、部長や主任・副主任くらいしか役職がないため、昇進させたくてもできないのです。

理由3:理学療法士・作業療法士が増えすぎている

3つ目の理由が、理学療法士・作業療法士が増えすぎていることです。

増えすぎるとどうなるかというと、診療報酬で得た収入を山分けする対象が増えるというわけなので、理学療法士・作業療法士個人の収入も減るというわけですね。

厚生労働省が報告した「理学療法士・作業療法士の需給推計の結果」によると、理学療法士・作業療法士の供給数は、2019年時点で需要数を上まわっています。

2040年頃に関しては、理学療法士・作業療法士の供給数がさらに拡大して、需要数の約1.5倍になると予測されているのです(2019年版が2022年10月時点で最新)。

理学療法士・作業療法士の数は増え続けることが予想されているため、ますます年収1000万円の難易度は高まります。

とはいえ、理学療法士・作業療法士の需要はなくならないのでご安心ください

給料は増えないし、昇給もほぼありませんが、安定はしています。

しかし、今後は安定を手に入れるためにも一定の努力が必要になるでしょう。

理学療法士・作業療法士が年収1000万円は統計的にもきつい【年収1000万円は日本全体でも4.6%】

理学療法士・作業療法士で年収1000万円稼ぐことは、統計的にみると厳しさがよくわかります。

令和2年分民間給与実態統計調査結果によると、年収1000万円超の割合は、全体合計で4.6%(男性合計7.1%、女性合計1.1%)でした。

年収1000万円は、非常に狭き門だとわかりますね。

また、求人ボックスによると、理学療法士の平均年収は357万円、作業療法士の平均年収は2022年7月時点で354万円です。

1000万円までは3倍ほどですね…

普通に働いていては、年収1000万円が難しいとはっきりわかります。

リハビリ職に限らず、全体の平均年収はご存じでしょうか?

国税庁によると、国民全体の平均年収は461万円です。

つまり、作業療法士の平均年収は、国民全体平均を大きく下回っています。

年収1000万円どころか、全体平均にすら届いていないのが作業療法士の収入の現実なのです

理学療法士・作業療法士の給料は、今後も増えない見込みなんですよね…

どれだけスキルを磨いても、真面目に勤務しても給料が増えないのは、国の政策のせいだからです。

それでは、理学療法士・作業療法士が年収1000万円を、ひいては年収500万円・700万円を目指すならどうすればいいのか気になりますよね。

次章で方法をご紹介します。

理学療法士・作業療法士が年収1000万稼ぐ6つの手段

理学療法士・作業療法士が年収1000万円を稼ぐための手段は、下記の6つです。

上記を組み合わせることで、より効率的に年収アップを目指せます。

年収1000万円を稼ぐ手段1:開業(起業)する

1つ目の方法が、開業(起業)することです。

理学療法士・作業療法士として年収1000万円を目指せる理由は、保険請求ができないから。

「理学療法士及び作業療法士法」により、作業療法士は医師の指示の下に作業療法を行うことが定められています。

医師がいない状況で作業療法を提供することはできません。

しかし、理学療法・作業療法以外の介護分野・デイサービス・整体院・リラクゼーションサロンなどならば医師が不要で開業できます。

診療報酬が関係なくなるため、年収の壁がなくなりますからね。

訪問看護も人気がありますよ。

とはいっても、開業にはリスクがあります。

資金もスキルも必要なので、安易にとるべき選択肢ではありませんが、軌道に乗れば年収1000万円は固いでしょう。

年収1000万円を稼ぐ手段2:副業する

理学療法士・作業療法士が年収1000万円目指すなら、副業で稼ぐ方法もあります。

開業より低リスクで、収入アップを目指せるでしょう。

具体的には下記の通り。

  • デイケア・デイサービスの機能訓練非常勤アルバイト
  • 訪問リハビリの非常勤アルバイト
  • 介護施設の非常勤アルバイト

理学療法士・作業療法士の資格を活かして副業するイメージです。

この場合は、求人探しがポイントになります。

好条件求人は非公開の場合が多いので、転職エージェントをうまく活用しましょう。

転職エージェントに任せれば、好条件の求人を「無料」で探してもらえます。

自分で探す手間も省けるので便利ですよ。

副業は在宅がいい…という方もいますよね。

ブログやアフィリエイト、クラウドソーシングやココナラなどなら、PCとネット環境があればできます。

理学療法士・作業療法士が在宅でできる副業は下記でまとめているので参考にしてください。

年収1000万円を稼ぐ手段3:貯蓄ではなく投資にする

理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指すなら、貯蓄をやめて投資に回す必要があります。

なぜなら、貯蓄ではお金を増やせないから。

貯金してもお金は増えませんが、投資すればお金がお金を生んでくれます。

また、現在(2022年10月)は超円安なので、現金を貯金しているだけでお金が減っていることを自覚すべきです。

円を持てば持つほど損しているので、投資が必要なんです

円を株券や他の通貨(ドルやユーロ)に変える必要があります。

株式投資や、FX投資を始めないと、どんどん損して貧乏になっていきますよ。

投資の魅力は「お金を働かせること」

自分は働かず、お金を動かして稼ぐことが投資最大の魅力でありメリットです。

今始めないと、本当においていかれます…

国が「NISA」やiDeco、ふるさと納税などを始めた理由は、国民自身が投資しないと年金で賄えないと判断したから。

この機に貯蓄を辞めて投資を始めることをおすすめします。

投資でお金を増やせれば、働く必要も老後の心配も、定年も関係ありませんからね。

とりあえず投資がしたい方は、FXで良いかと思います

なぜなら、FXは少ない資金で始められるだけでなく、取引時間にも余裕があるから。

株は勤務時間中の取引が厳しいですが、FXなら勤務後に取引できます。

また、株の場合は最低でも50万円~100万円は必要ですが、FXなら1万円からでも始められるんですよね。

そのため、初心者には始めやすく取引しやすいFXをおすすめします。

注意点は、必ず余剰資金だけを投資することです。

余剰資金とは、仮になくなっても生活が困らないくらいのお金のこと。

生活資金を使ってしまうと、来月の家賃が厳しくなるので、絶対に余剰資金で投資してください。

FXは、DMM.com証券(FX)が使いやすかったです

初心者向けのLINEサポートと24時間電話窓口があるので、初心者でも安心して利用できますよ。

口座開設は無料ですし、めんどうな書類郵送は一切ないので、スマホだけで完了します。

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年収1000万円を稼ぐ手段4:大学教授になる

大学教授になることでも、理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指せます。

令和2年賃金構造基本統計調査によると、大学教授の平均年収は1,073.3万(平均年齢57.6歳)です。

教授の平均年収なので、理学療法士・作業療法士が教授になっても平均年収1000万円を超えます。

しかし、教授になることは非常に難しいです。

なんなら、起業よりハードルが高いかもしれません。

現実的とは言えないので、副業と投資など、いくつか組み合わせるべきでしょう。

年収1000万円を稼ぐ手段5:海外で働く

海外で働くことでも、理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指せます。

楽ではありませんが、アメリカでは作業療法士として年収1000万超えることは珍しくありません。

日本よりも職種として重視されているためです。

言語の壁やビザの取得などもありますが、海外で働く方法もあることを頭に入れておいてください。

年収1000万円を稼ぐ手段6:転職する

理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指すなら、転職することが最初にすべきことでしょう。

なぜなら、1つの職場にいても年収が上がることはほとんどないから。

昇進を待っていては、何十年もかかります。

転職すれば、年収50万円~100万円アップすることもあるので、転職の方が効率的なんですよね。

副業と投資も必要ですが、最も低リスクなので転職から始めることをおすすめします。

とはいっても、「自分でも転職できるのかな」と不安ですよね。

理学療法士・作業療法士は1年目であっても転職できるほど需要があるので、それほど不安になる必要もありませんよ。

なんなら、転職するなら早いほど良いので、勤めて半年でもOKです。

また、理学療法士・作業療法士に向いていない?と思っている方は、下記の記事も参考にしてください。

理学療法士・作業療法士の資格を活かしつつ、一般企業で働けます。

本当に、理学療法士・作業療法士は転職に強いんですよ…

理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指すなら、資格を活かして稼ごう

理学療法士・作業療法士として年収1000万円を目指す方法を解説してきました。

大事なことが1つあるのでお伝えします。

それは、理学療法士・作業療法士が年収1000万円稼ぐなら、資格を活かすことで効率的に収入アップできるということです。

理学療法士・作業療法士の強みは、医療系国家資格であること。

つまり、どこに行っても需要があります。

  • 転職→強い
  • 副業→資格を活かせる(非常勤バイトなど)

これだけでもかなりお金を稼ぎやすいんですよね。

転職は選ばなければ選び放題ですし、稼ぎたいならスキルを磨けばいい。

副業に関しても、普通の人はスキルがないので単価が安くなりますが、理学療法士・作業療法士の場合はそうではありません。

病院以外でも働けるので、実は働き方の自由度も高めなんですよ

多くの理学療法士・作業療法士は病院に就職しがちです。

そのため、知られていませんが、病院以外の方が高給で休みやすい場合もあります。

病院にこだわらず、自分に合った働き方で収入アップを目指しましょう。

理学療法士・作業療法士が年収1000万稼ぐために知っておきたい注意点

理学療法士・作業療法士として年収1000万円を目指すなら押さえておきたい注意点は下記の3つです。

理学療法士・作業療法士が年収1000万稼ぐために知っておきたい注意点3選

1つずつ解説します。

1:転職×副業×投資などかけ合わせが大事

理学療法士・作業療法士として年収1000万円を目指す方法として下記6つをご紹介しました。

これら1つではなく、いくつかを組み合わせることで理学療法士・作業療法士が効率的に収入アップできます。

転職して年収500万円、副業でプラス100万円、投資でプラス200万円なら、年収800万円といった具合です。

転職だけ、副業だけ、といったように1つだけでは達成できない目標でも、いくつかを組み合わせることで段階的に達成できます。

2:昇給・昇進ではほとんど無理

理学療法士・作業療法士が年収1000万円を稼ぐなら、昇給昇進を目指すのはやめておいた方が良いです。

昇給しても昇進しても給料はほとんど増えないためです。

昇給昇進して年収アップする!と意気込んでしまうと、現実を知ったときの絶望感が半端ありません。

給料を増やすなら会社に頼らず、副業や投資といった収入源の複数確保が大事です。

3:早く行動できた人だけがたどり着ける

理学療法士・作業療法士として年収1000万円を目指すなら、早く行動しないとどんどん厳しくなります。

なぜなら、理学療法士・作業療法士の数は年々増えていおり、ライバルも増えるから。

母数そのものが増えていますからね。

まだ平気…と思っていると、5年後には職がなくなっているかもしれません。

家族のため、将来のためを思うなら、今すぐ行動することをおすすめします。

とりあえず転職活動だけして、求人をチェックするだけでも違いますよ

自分の適性年収がわかりますし、他にどんな職場で働けるのか知れますからね。

まとめ:理学療法士・作業療法士が年収1000万円を目指すなら、資格をフル活用しよう

理学療法士・作業療法士として年収1000万円稼ぐことはできますが、難しいのが現状です。

理学療法士・作業療法士の資格を活かして転職や副業をしつつ、投資で稼ぐことが理想的ですね。

いきなり1000万円を目指すのではなく、400万円・500万円・700万円・1000万円といったようにステップアップするイメージで頑張りましょう。

一番してはいけないことは、停滞することです。

行動せず、将来を憂うなら誰でもできます。

そうではなく、転職や副業とった、元手が0円でも始められて収入アップにつながることから取り組んでいきましょう。

1つ選ぶなら、転職することですかね。

なぜなら、収入が減るリスクも、お金を失うリスクもないから。

年収が増える会社に転職することを繰り返せば、予想外に早く年収500万円は超えるでしょう。

副業は収益化まで(月5万円程度)、早くても1年間はかかります。

1年程度、収入0で頑張れないと収益化は難しいです。

また、投資にはリスクがあります。

投資の適性がある方ならば、3ヶ月などの短い期間で収入を得られますが、お金を失うリスクもあるのが投資です。

必ず余剰資金で投資は行いましょう。

転職は手間がかかるので簡単には勧められませんが、年収アップの手段としては一番おすすめです。

自分に合った方法で、できることから始めていきましょう。

行動した人だけが勝ち組になれます。

今回は以上です。

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