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言語聴覚士をやめてよかった!7つの退職理由から見えるSTの現実【人事目線】

言語聴覚士 やめてよかった

言語聴覚士をやめてよかったと言われる理由は…?やめておいたほうがいいの?
言語聴覚士をやめたいけど不安…辞めても大丈夫か知りたい

この記事に辿り着いたあなたは、言語聴覚士として働いていてもうやめたいと思っているけど、やめても良いのか不安になっているのではないでしょうか。

結論、職場環境によっては言語聴覚士をやめてよかったと思う人は多いです。

むしろ、職場環境が悪い中で言語聴覚士として働き続けても、精神を病みかねないので、やめるのが正解とも言えます。

本記事では、言語聴覚士をやめてよかったと言われる7つの理由と、言語聴覚士の現実を紹介していきます。

言語聴覚士を目指している方や、すでにSTとして働いていて、将来に不安がある方は最後までぜひ参考にしてみてください。

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1. 言語聴覚士をやめてよかった…主な退職理由7選

言語聴覚士をやめてよかったと思う人の退職理由7選
  1. 給料が安い
  2. 業務量が多い
  3. ST科が見下されがち
  4. 患者の相手が苦痛
  5. サービス残業が当たり前
  6. 無意味なミーティング
  7. 責任を押し付けられる

言語聴覚士をやめてよかった…と思う人がいるのは、上記のような理由があるためです。

「言語聴覚士という職種」ではなく、職場の問題であるように思えます。

人事としては、言語聴覚士が軽視されている点に疑問を隠せませんね。

なぜか医師や看護師から見下されやすいのが、言語聴覚士です。

社会的意義と責任は大きいのに、給料が釣り合っていないことに違和感を覚えます。

正直に言えば、言語聴覚士を軽く見るような職場で働く意義はありませんので、すぐに退職(転職)して正解です。

もし、転職を検討するなら「マイナビエージェント」に登録して、一般職も視野に入れながら転職活動をすることをおすすめします。

一般職を経験している言語聴覚士は、転職市場ではかなり重宝されるので、提示される条件も良くなることが多いです。

そのため、一度一般職に就いて、その後にもう一度言語聴覚士として出戻りするパターンも良いでしょう。

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2. 言語聴覚士をやめてよかった人の共通点【職場環境に原因あり】

言語聴覚士をやめてよかったといっている人には共通点があります。

それは、職場環境に問題があるということです。

言語聴覚士という職種がダメなのではなく、就職先の「職場環境」が悪いというわけですね。

具体的には、前章でご紹介したものに加えて、下記のような言語聴覚士の厳しい現実がみられます。

  • 昇給が全くない(給料が増えない)
  • 休みがとれない
  • サービス残業が多い
  • ST科そのものが下に見られる
  • 保険点数のために、患者さんを無理にリハビリをさせる
  • 無理に介入させてSTに責任を負わせる

繰り返しますが、言語聴覚士は立場が弱いです。

言語聴覚士科の主任ですら、他部門・部署の主任クラスより下に見られるケースもあります。

そのため、やりたくないことを無理に従わされているケースもあるのです。

主任が懐柔されたら、そのしわ寄せがくるのは現場の言語聴覚士ですよね。

つまり、何も悪いことをしていないのに、職場環境のせいで割を食っているのが現場の言語聴覚士なわけです。

もちろん、すべての職場で言語聴覚士がこのような扱い、評価をされているわけではありません。

ですが、その傾向にあることは筆者も人事として感じていた事実であり、言語聴覚士の現実です。

そのような職場にいても搾取されるだけなので、早めに関係を切ったほうがよいでしょう。

最大の対策法である転職で、正当な評価が受けられる職場に行くことをおすすめします。

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補足:言語聴覚士以外の職種でも「やめてよかった」は当然ある

「言語聴覚士をやめてよかった」という検索ワードを見て、本当に目指していいのかぶれている方もいるでしょう。

ぶっちゃけ、言語聴覚士以外のどんな職種でも「やめてよかった」と思うことはあります。

人には向き不向きだけでなく、職場環境があるためです。

やりたい職種に就けたとしても、上司がパワハラ・モラハラばかりする人だったら辞めたくなりますよね。

言語聴覚士だろうが、言語聴覚士でなかろうが、「やめてよかった」と思っている人はいるので、検索ワードや本記事の内容を見て目指すのを辞めるのはもったいないということです。

繰り返しますが、問題なのは職種ではなく、職場環境。

どんな職種になっても「やめてよかった」と思う人は当然います。

言語聴覚士は転職に強いので、なってから他職種に転職することもできますよ。

他人の意見を真に受けず、自分の頭で考えて、存分に悩んでくださいね。

3. 言語聴覚士をやめてよかった!転職して変わったこと3選

言語聴覚士をやめてよかった!と思っている人は、具体的に何が変わったのか気になりませんか?

人脈を活かして聞き込みしたところ、上記3つを変わった点としてよく聞きました。

言語聴覚士をやめようとしているけど、踏ん切りがつかないと考えている人は、参考にしてみてください。

3-1. STをやめてよかったこと①:給料が増えた

言語聴覚士をやめてよかったことで一番よく聞いたのは、給料が増えたことでした。

それもそのはず、言語聴覚士の給料は安いですからね。

新卒から5年働いても、よくて数千円の昇給しかしない職場がほとんどでしょう。

そのため、言語聴覚士をやめて転職しただけで、給料が上がった人がほとんどでした。

ST→STでも、ST→一般職でも給料が増えた人ばかりでした。

給料を増やしたいなら、転職するのが圧倒的に早い方法と言えるでしょう。

一般職なら「マイナビエージェント」、言語聴覚士として職場だけを変えたいなら「レバウェルリハビリ」に登録することで、今よりも年収を上げられる可能性は高いです。

また、下記の記事でも収入を増やす方法について詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。

3-2. STをやめてよかったこと②:自己肯定感が高まった

言語聴覚士をやめてよかったことの2つ目は、自己肯定感が高まったことでした。

これには驚きましたが、納得もできる…

なぜなら、言語聴覚士は他の職種から下に見られることが多いから。

社会的存在意義は大きいのに、なぜか見下されがちな言語聴覚士です。

言語聴覚士として働いているだけで、惨めな気持ちになっても無理ありません。

言語聴覚士をやめたことでやりがいができ、自己肯定感が高まった人が多かったようです。

3-3. STをやめてよかったこと③:ストレスから解放された

言語聴覚士をやめてよかったことの3つ目は、ストレスから解放されたことでした。

なぜなら、言語聴覚士は責任だけを押し付けられることが多く、人間関係のストレスもかかりやすいから。

そのうえ給料は安いので、ストレスばかりかかって当然です。

言語聴覚士をやめたことで、一気にストレスから解放され、生まれ変わったような気分になったそうですよ。

STから一般企業に転職しただけで、ストレスが激減したと笑っていました

言語聴覚士は一般企業に転職することもできるので、言語聴覚士そのものが辛かったり、将来が不安な方は下記記事も参考にしてみてください。

4. 言語聴覚士を辞めて後悔…STをやめなければよかったと思うこと4選

反対に、言語聴覚士を辞めて後悔したことはないのでしょうか?

実際に辞めた人に聞いてみたのでご紹介します。

4-1. やめて後悔したこと①:ビジネスマナーがわからない

言語聴覚士を辞めて後悔したことの1つ目は、ビジネスマナーを知らないことです。

言語聴覚士の多くは外部の方と接しませんよね。

毎日、患者さんと向き合ってリハビリすることが仕事ですから。

そのため、一般企業に転職した際に、下記のようなことが未経験で大変だと実感しやすいです。

  • 電話対応ができない
  • 名刺の受け渡し方がわからない
  • アポイントの取り方がわからない
  • アポイント先には何時前に到着すればいいのかわからない
  • 敬語の使い方がわからない
  • 議事録や資料の作り方がわからない
  • office(ExcelやWordなど)が使えない

普通の社会人なら1年目から身につけるものが、言語聴覚士だと身につける機会が少ないためですね。

4-2. やめて後悔したこと②:給料が安くなることがある

言語聴覚士を辞めて後悔したことの2つ目は、給料が安くなることがあることです。

言語聴覚士をやめても、確実に給料が増える保証はありません。

理由は主に下記の2つ。

  • 資格手当がでなくなったため
  • 一般企業としてのキャリアは0であるため

言語聴覚士の給料には、資格保有者手当が含まれています。

これは、言語聴覚士免許保有者が、言語聴覚士として働く際に適用される手当です。

つまり、言語聴覚士免許があっても言語聴覚士として働かないなら支給されないんですよね。

そのため、手当分の給料が減ります。

また、給与は会社にどの程度の利益をもたらしているかで決まるものですよね。

言語聴覚士としてどれだけの実績があっても、転職すれば無関係なのです。

そのため、給料が減る可能性もあります。

転職の際に、どれくらいの年収なのか、昇給額や頻度はどのくらいなのか、詳しく聞くことをおすすめします。

特におすすめなのは「マイナビエージェント」に登録して、あなたの希望条件を担当者にしっかり伝えた上で、転職活動をすること。

マイナビエージェントは、一人ひとりにしっかりと寄り添ったサポート力で評判が高く、できる限りあなたの希望条件に沿った求人をいくつも紹介してくれます。

転職して年収が上がるケースももちろんあるので、一度登録してみて、年収が高い求人がないかどうかを確認してみてください。

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4-3. やめて後悔したこと③:上司が年下なことがある

言語聴覚士を辞めて後悔したことの3つ目は、上司が年下なことがあるということです。

言語聴覚士社会は年功序列なので、上司が年下ということはほぼ確実にありません。

しかし、一般企業ではありえます。

年功序列ではなく、成果主義だったり人手不足だったりすると、若い人材が管理職につくためです。

50代の自分の上司が30歳だったら、複雑ですよね。

このように、言語聴覚士時代の上司のイメージとはかけ離れていることにギャップを感じる人は少なくありません。

4-4. やめて後悔したこと④:言語聴覚士の方が向いていたと気づく

言語聴覚士を辞めて後悔したことの4つ目は、言語聴覚士の方が向いていたと気づくことです。

言語聴覚士をやめてはじめて、STのよさに気づくということですね。

転職先でうまくいっていなかったり、思うような働き方ができていない方にありがちな悩みです。

転職に失敗しないよう、転職エージェントをフル活用して臨むことで、転職失敗リスクを減らせますよ。

ちなみに、STをやめて後悔したなら、出戻りという選択肢もあります。

レバウェルリハビリ」なら、20代向けの求人に強みがあり、かつ年収の高い求人も多いので、元々働いていた職場よりも条件が良いということはザラにあります。

利用はもちろん無料なので、一度登録してみて、合わないと感じたら退会すれば問題ありません。

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5. 言語聴覚士をやめてよかった!退職後の6つの選択肢【転職がおすすめ】

言語聴覚士をやめた後の6つの選択肢
  1. 言語聴覚士として転職する
  2. 言語聴覚士の資格を活かせる一般企業に転職する
  3. 言語聴覚士資格に関係ない一般企業に転職する
  4. 非常勤アルバイトでゆるーく生きる
  5. フリーターになる
  6. 起業する

言語聴覚士をやめたあとの選択肢って気になりますよね。

言語聴覚士をやめた後には、大きく6つの選択肢があります。

言語聴覚士の場合は、STを続けたまま別の職場に移ることのほかに、一般企業にも転職できます。

一般企業に転職する場合は、下記のような選択もできます。

  • 言語聴覚士の資格を活かす
  • 言語聴覚士の資格を活かさない

資格を活かす場合は、補聴器メーカーや託児所など、資格者優遇を活かせる職場ですね。

資格を活かさない場合は、普通に一般企業で働くイメージです。

また、非常勤アルバイトとして時短で働くこともできますよ。

言語聴覚士の資格を使えば、自分に合った働き方を実現しやすいので、今の環境が辛かったり不満が多かったりするのならば、転職をおすすめします。

レバウェルリハビリ」なら、託児所など言語聴覚士の資格を活かした転職先を見つけやすいので、資格を活用したい場合は、登録しておくと良いでしょう。

利用はもちろん無料なので、一度登録しておくことで、思わぬ好条件の求人に出会えるかもしれません。

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6. 言語聴覚士なら1年目・2年目でやめても余裕で転職できる

言語聴覚士なら、1年目や2年目でやめても余裕で転職できます。

根拠は、実際に僕が人事として、1年目や2年目、3年目で転職するSTたちを大勢見てきたから。

転職理由のほとんどは人間関係と給料の安さでしたね。

今の職場で無理をしなくても、辛い思いをしなくても大丈夫です。

言語聴覚士なら、若手の需要はかなりありますから。

1年目・2年目でやめたいと考えている人は、下記の記事にて詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。

7. 言語聴覚士をやめてよかった…転職を成功させるために3つの必要なこと

言語聴覚士からの転職を成功させるために3つの必要なこと
  1. 自己分析を徹底する
  2. 転職の目的を明確にする
  3. 転職エージェントを複数活用する

言語聴覚士をやめてよかった!と思いたいですよね。

後悔したい人なんていないはずです。

具体的には、上記3つを意識して転職すれば成功率をグッと高められます。

上記だけをみて「なるほどね」と理解できた方は、このまま読み進めてください。

ですが、理解した気にならないよう注意が必要です。

転職に失敗する理由と一緒に、転職成功のコツをまとめています。

僕の面接官としての経験も踏まえてまとめました

転職は情報戦なので、早く動ければ動くほど有利になりますよ。

下記2つの転職エージェントを併用しておくことで、転職は有利になるので、登録だけでもしておくことをおすすめします。

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まとめ|言語聴覚士をやめてよかった…職場選びがポイント

「言語聴覚士をやめてよかった」というのは、言語聴覚士を辞めた人のセリフです。

ですが、言語聴覚士そのものを辞めた人もいれば、職場を変えて言語聴覚士を続けている人もいます。

つまり、言語聴覚士という職種がダメで「やめてよかった」のではなく、環境としての「職場」がダメというわけですね。

「言語聴覚士 やめてよかった」「言語聴覚士 やめておいたほうがいい」なんて検索ワードを見て言語聴覚士に不安を覚える必要はありません。

要は、職場選びだからです。

もし、下記のような環境で働いている方がいれば、転職を考えてはいかがでしょうか?

  • 責任だけ背負わされる
  • 何年働いても給料がほとんど増えない
  • 他職種に見下される

環境が変わるだけで言語聴覚士としてのやりがいが激変しますし、給料も大きく変わることもあります。

言語聴覚士にならなければよかった…と失望するのではなく、行動を起こし、自分が幸せになれる環境に移りたいですね。

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