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【衝撃】理学療法士はオワコンと言われる理由と勝ち組になる方法

理学療法士 オワコン

理学療法士はオワコンなの?やめておいたほうがいい?
理学療法士がオワコンと言われる理由は?将来性がないの?
理学療法士として生き残るためにはどうすればいい?

このような悩みを解決します。

結論から言うと、理学療法士はオワコンではありません。

理学療法士という「職種」自体には、需要も将来性もあるためです。

ではなぜ「理学療法士はオワコン」と言われているのかというと、将来的な競争が激しくなることや、給与面での待遇の悪さなどが理由として挙げられます。

得意分野や特筆すべき経験がない「普通の理学療法士」は将来的に生き残れないため、「理学療法士はオワコン」と言われているのです。

  • 「理学療法士はやめとけ」
  • 「理学療法士はオワコン」
  • 「理学療法士は将来性がない」

【やばい】理学療法士はやめとけと言われる理由と今からすべき対策で解説していますが、上記のように言われ放題ですからね。

ご安心ください。

やるべきことを今からやっておけば、将来も生き残れる理学療法士になれます。

本記事では、理学療法士がオワコンと言われる本当の理由や、どうすれば将来も生き残れるのか解説します。

理学療法士の将来性や、今のうちからしておくべきことが知りたい方におすすめの記事です。

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1.やめとけ?理学療法士はオワコンと言われる5つの理由

理学療法士はオワコンと言われる理由は下記の5つです。

1つずつ解説しますね。

1-1.給料が安く、上がらないから

理学療法士はオワコンと言われる理由の1つ目が、給料が安い上に増えないためです。

求人サイト大手の求人ボックスによると、理学療法士の平均年収は367万円となっています。

2023年9月に国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態調査統計」によれば、現在の日本人の平均年収は約458万円なので、大きく下回っていますね。

理学療法士の時点で、給料が安いといえます。

問題なのは、昇給もほとんどないということです

すでに理学療法士として働いている方は察していると思いますが、本当に昇給がありません。

理由は、理学療法士と作業療法士の給料が安い5つの理由【給料を上げる方法は?】で解説していますが、理学療法士の給料は診療報酬に依存するためです。

このように、理学療法士の給料は安く、増えないためオワコンと言われています。

1-2.理学療法士は増えすぎており、飽和するから

理学療法士はオワコンと言われる理由の2つ目が、理学療法士は増えすぎており、飽和するためです。

まずは下記の表をご覧ください。

厚生労働省が平成31年に公開した「理学療法士・作業療法士の需給推計について」から引用したものです。

日本理学療法士協会(2022年9月確認)によると、理学療法士の全体人数は133,133名でした。

理学療法士は、今後も増え続けることがわかります。

次に、下記の画像もご覧ください。

厚生労働省が公開した資料の一部です。

理学療法士の需要と供給予想をを表しています

2040年には、理学療法士と作業療法士の供給が需要の1.5倍になると見込まれていますね。

供給が需要の1.5倍ということは、1社に対して1.5人、10社に対して15人が応募するということです。

つまり、必ず落ちる人がでてきます。

理学療法士の資格があっても、採用してもらえない人がでてくるということです。

資格があるのに働けないなんて、何のための資格なのかわかりませんよね。

そのため、理学療法士はオワコンといわれているのです。

1-3.技術革新で人員削減されるから

理学療法士はオワコンと言われる理由の3つ目が、技術革新で人員削減されるためです。

昨今、AIやIoTといったIT技術の進歩によって、人間の仕事が奪われるという話が話題になっていますよね。

この流れは、医療業界にも関係します。

リハビリ職も例外ではないでしょう

例えば、、アニマ株式会社では、下記のような目的でAIを開発しています。

リハビリテーションICTシステムにより収集する大量データ(リハビリ評価)をもとに、リハビリテーションAIシステムを駆使することでリハビリ効果・退院時期・などを予測し患者様への負担軽減、また経験に依らないエビデンスに基づいた質の高いリハビリ評価をご提案します。

出典:リハビリ評価機器システム(アニマ株式会社)

つまり、これまで理学療法士が行ってきた業務をAIが代替するということです。

人間である理学療法士よりも、より正確に早くAIが判断できるなら、人間を雇う必要はありませんよね。

このように、理学療法士の仕事が奪われる未来が近づいているため、理学療法士はオワコンといわれているのです。

他の職種においても同様ですけどね…

1-4.やりがい搾取されているから

理学療法士はオワコンと言われる理由の4つ目が、やりがい搾取されているためです。

働き方改革が進んでいるといっても、理学療法士(リハビリ職)においては、未だにやりがい搾取がみられます。

やりがい搾取とは、「この仕事は給料以上のやりがいがある!」と押し付け、不当に安い給料や劣悪な環境で働かせること

例えば、下記に当てはまるとやりがい搾取されているかもしれません。

  • サービス残業がある
  • どんなに成果を上げても給料が増えない
  • 土日も自腹で学会や研修会に強制参加
  • 雰囲気が体育会気質

もし、少しでも上記に当てはまるようでしたら、転職を真剣に検討してください。

そのまま働き続けても給料は増えません。

搾取されて、心身共に疲弊するだけです。

自分の未来と家族を守るために、正当な評価をしてくれる職場に変えることをおすすめします。

理学療法士の就職は厳しい?将来性や需要について元人事が解説でも解説していますが、今ならまだ間に合うためです。

1-5.ストレスが多い職場環境だから

理学療法士はオワコンと言われる理由の5つ目が、ストレスが多い職場環境だからです。

  • 患者対応
  • 圧倒的な上下関係
  • サービス残業

上記のように、心身をむしばむストレス要素が理学療法士には多いです。

実際に、突然うつ病になって休職・退職するリハビリスタッフを何人も見てきました。

医療業界は、もともとの働き方もシビアですからね。

理学療法士においては、なぜか体育会系の人が上層部に多いこともストレスの1つといえます。

残念なことに、理学療法士がオワコンと言われる理由はまだあります

ここでは5つご紹介しましたが、理学療法士がオワコンと言われる理由のすべてではありません。

詳細は、【やばい】理学療法士はやめとけと言われる理由と今からすべき対策でまとめているので、参考にしてください。

2.理学療法士は本当にオワコン?将来性はないのか

理学療法士がオワコンといわれる理由を前章で解説しました。

おそらく、「本当にそうなの?」「自分の職場には当てはまっているように見えない」と思った方もいるでしょう。

結論からいうと、理学療法士はオワコンではありませんし、将来性も需要もあります。

なぜなら、理学療法士が対応する患者である高齢者は尽きないから。

日本は世界的にも類を見ない超高齢社会に突入しつつあります。

高齢者人口は減りますが、それでも高齢者はいなくならないですからね。

「理学療法士」という職種には将来性がありますが、「理学療法士」になれる人は限られてきます。

ただ、すべての理学療法士が仕事をもらえるわけではなくなるでしょう。

理由は前章の通りです。

また、理学療法士は生活できないと言われる理由と実態を人事が暴露でまとめていますが、生活できない理学療法士が出てくるのも事実です。

雇ってもらえないということは、生活資金がなくなる(減る)ということですからね

勘違いしてほしくないのは、理学療法士そのものには将来性があるということ。

これまでのように、理学療法士になりたい人が全員なれるような時代は終わるため「オワコン」と言われているということは強調しておきます。

とはいっても、行動するなら「今」ですけどね

理学療法士をやめたい…9割が知らない「今」転職すべき理由で解説していますが、「今」行動しないと、どんどん自分の首を絞める事になるためです。

数年後、理学療法士として働けない…なんてことになりたくありませんよね。

将来も安定して働きたいなら、理学療法士の将来性と今のうちからすべきことを知っておくことをおすすめします。

3.理学療法士はオワコンじゃない!生き残るための対処法6選

それでは、理学療法士が将来も生き残るためにはどうすればいいのかというと、対処法が下記の6つあります。

生き残るための対処法6選
  1. 認定資格を取得する
  2. 理学療法士の協会活動に参加する
  3. 知識・技術の改善を続けて専門スキルを磨く
  4. 理学療法士以外のスキルを身につける
  5. 副業を始めて収入源を複数持つ
  6. 転職する

詳細は、理学療法士が生き残るためには?増えすぎたPTの将来性と対処法でまとめているので参考にしてください。

理学療法士が、自身の人材価値を高める手段がわかります。

4.理学療法士を1年目や2年目でやめたい…転職してもいいの?

理学療法士を転職するといっても、年次によってどうしていいのかわからないと思います。

特に、1年目や2年目にとっては。

結論、理学療法士を転職するなら、1年目や2年目の方が有利なことも多いです。

なぜなら、若い理学療法士が不足しているから。

若い理学療法士は、それだけで需要があるんです。

だから、1年目だからとか、2年目だからとかで躊躇しなくていいんです。

むしろ、先に動いた方が給料が増えやすいですし、人間関係のストレスからも解放されますよ。

1年目~3年目の方でやめてもしてもいいのか悩んでいる方は下記も参考にどうぞ

5.負け組に?!オワコンの理学療法士になる人の特徴

オワコンになる理学療法士の特徴は下記の3つです。

1つずつ解説しますね。

5-1.現状維持でスキルアップしない人

1つ目が、現状維持でスキルアップしない人です。

成長しない人材は企業にとってお荷物でしかないですし、時代においていかれるためですね。

現状に満足して勉強しなくなったり、新しいことに否定的になった時点で「老害」と思われてしまいます。

理学療法士の研鑽には終わりが無いので、常にスキルアップできるように努力したいですね。

理学療法士なら1年目でやめても転職できるくらい転職に強いので、今の職場に不信感や不満がある方は、転職すべきでしょう。

将来の自分と家族が食べていくためです。

5-2.目的がない転職を何度も繰り返す人

2つ目が、目的がない転職を何度も繰り返す人です。

  • 上司がダメ
  • 同僚がダメ
  • 設備がダメ

このような理由で転職したくなる気持ちはわかりますが、環境のせいにして転職する人の多くは、転職先でも文句ばかりです。

成長しませんので、人事としては採用したくありませんね。

もちろん、転職がダメとは言いません。

スキルアップのための転職や、給料を増やすための転職を戦略的に行うことは意味がありますからね。

ただ、目的がない転職を繰り返すことは時間の無駄ですので注意しましょう。

自分が成長できない環境にいたり、待遇が良くならない職場に転職する場合も時間がもったいないですね。

【元人事が語る】実際にあった理学療法士の転職失敗実例を大公開で転職を成功させるコツをまとめているので、転職を考えている方は参考にしてください。

5-3.行動しない人

オワコンになる理学療法士の特徴3つ目は、行動しない人です。

なぜなら、行動しなければ何も変わらないから。

本記事をご覧になってすべきことがわかっても、実際に行動できる人は1%ほどです。

つまり、99%は負け組になるんですよね。

知って満足するのではなく、行動しましょう。

小さな一歩は、大きな成果を生み出します。

ちなみに、理学療法士ではなく、一般職を選ぶという選択肢もアリですよ。

理学療法士を求める一般企業が増えているためです。

詳細は、理学療法士から一般企業に転職する注意点とメリット・デメリットでまとめているので、一般職になれる理由やメリットなどが知りたい方はご覧ください。

6.理学療法士はオワコンではなく、やり方次第で勝ち組になれる職種です

理学療法士にはやり方次第で勝ち組になれるだけのポテンシャルがあります。

なぜなら、医療系の国家資格だから。

医療系国家資格のメリットは、大きく下記の2つです。

  • 全国どこでも働ける
  • 副業にも活かせる

一般職の場合、転職できるかどうか不安になりやすいですが、理学療法士の場合は無用です。

2024年現在でも、転職にはめっぽう強いですからね。

転職で年収を増やし続ける戦略も取れます。

また、医療系国家資格は「副業」にも使える点が強みです

理学療法士の資格があれば、ジムトレーナーや整体院でも非常勤で働けます。

ぶっちゃけ、本業で稼げなくても、やっていけるんですよね。

理学療法士免許をもったWEBライターも需要があります

理学療法士の知識を生かして記事をかける人はほとんどいないため、人材価値が高いためです。

「理学療法士は在宅なんて無理」と思いがちですが、理学療法士の資格の使い方を変えれば、在宅ワークだって可能なんですよ。

このように、理学療法士の資格は理学療法士以外の面でも活用できるため勝ち組になれるポテンシャルがあります。

今後は就職が厳しくなるといっても、理学療法士の資格の価値は変わらないでしょう。

ちなみに、年収500万円超えは、理学療法士なら現実的ですよ

具体的な方法は、勝ち組PTに聞いた!最も簡単に理学療法士が勝ち組になる方法でまとめているので、参考にしてください。

理学療法士なら、20代であっても年収500万円を超えられます。

まとめ|理学療法士はオワコンではないが、自分次第

理学療法士がオワコンと言われる理由や、どうすれば生き残れるのか解説しました。

再度結論をいいますと、理学療法士には将来性も需要もあるので、オワコンではありません。

しかし、これまでのようにすべての理学療法士が働けるわけではないので、理学療法士はオワコンと言われています。

大事なのは、今のうちから行動しておくことです。

職を失わないために今から対策しておけば、理学療法士として将来も安定的に働けます。

ほとんどの人はヤバいと思っても行動しません。つまり、早く動けば動くほどチャンスです

  • 資格を取得して自分の価値を高める
  • 副業をはじめて収入源を複数持つ
  • 転職して給料を増やしつつ、スキルアップを狙う

このように、できることから取り組んでいきましょう。

まだ目標がない方は資格の取得がおすすめです。

収入に不満があったり、将来への金銭的な不安がある方は、副業か転職に取り組むと良いですね。

副業は収入を得るまでに時間がかかるので、手っ取り早く収入アップしたい方は転職が効率的ですよ。

どちらも収入アップ+スキルアップが狙えるので、やれそうな方から取り組みましょう。

大事なのは、行動することです。

理学療法士がオワコンと言われる理由と対策を知っても、行動しなければ意味がありません。

周りが動き出すと競争が激しくなるので、その前に動き出したいですね。

今回は以上です。

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